2次試験・難関レベルにおすすめのリスニング参考書
次は、発展的な内容のリスニング練習や問題演習ができる参考書を、ご紹介します。国公立大学の2次試験や難関レベルの私立大学などをめざす人は、ここまでの学習ができると安心です。
『リスニングの素 (河合塾シリーズ)』(河合出版)
さまざまな種類の問題が掲載されており、リスニングだけでなく英語力全般を育てることにもつながります。大学入試改革が進んで問題傾向も変わり、これまでのパターンを習得する学習では歯が立たなくなることも考えられますが、本書では多様な問題が練習できます。
『大学入試 リスニングのトレーニング 上級編』(Z会)
「必修編」と同様、リスニング力をつけることで、リスニング以外にも役立つ集中力や想像力、即時の理解力や記憶力を育成するための内容と構成になっています。難関レベルの大学を意識したテストもついています。
『難関大のための 上級問題 特訓リスニング』(旺文社)
過去問としては、札幌大学、獨協大学、青山学院大学、南山大学、早稲田大学、岩手大学、群馬大学、一橋大学、東京大学、東京外国語大学、京都大学、大阪大学、福岡教育大学、琉球大学などの入試問題が収録されています。
『東大の英語リスニング20カ年[第6版] (難関校過去問シリーズ)』(教学社)
東大とは言え、リスニング問題はけしてずば抜けて難易度が高いわけではなく、良問も多いのが特徴です。難関レベルの大学やハイレベルな英語リスニング問題が出題される大学の入試に向けた練習として活用できます。
『灘高キムタツの東大英語リスニング (英語の超人になる!アルク学参シリーズ) 』(アルク)
こちらは最高峰の東京大学を目指す人におすすめの、東大でのリスニング対策用の参考書です。東大合格に向けて、特化として学習をしたい人のための内容になっています。リスニング学習のための音声のほかに、現役東大生からの激励や、東大を目指す灘高生の東大受験への思いなどもインタビュー音声として収録されています。東大の英語入試では、リスニングでの得点も捨てられません。過去10年分の過去問も掲載されています。
おわりに
大学入試では、英語のリスニングも軽視することができません。また、耳まで使ったリスニング学習は、入試改革後の英語学習や試験などにも対応する英語力を総合的に育てることができます。ぜひ自分に合った参考書を使って、効果的な英語学習に取り組んでください。
参考
大学入学共通テスト実施方針策定に当たっての考え方(PDF)|文部科学省
平成29年度 英語力調査結果(中学3年生・高校3年生)の概要(PDF)|文部科学省
“「大学入学共通テスト」における問題作成の方向性等と
本年11月に実施する試行調査(プレテスト)の趣旨について(PDF)|独立行政法人大学入試センター”
amazon売れ筋ランキング(リスニングの売れ筋ランキング)|amazon.com
英語リスニング参考書&問題集のおすすめ人気ランキング9選【聞き取り力をアップする!】|mybest
リスニングおすすめ参考書・問題集トップ5は?センター対策用も紹介||STRUXマガジン