未経験から騎手になるには？仕事内容やなるためのルートを紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

有名な騎手を紹介

国内では有名な騎手でしょう。祖父は馬主協会の元会長、父親は騎手という家系に生まれ、幼いころから競走馬と触れ合って育ちました。1987年に17歳で騎手デビューをし、1年間で69勝して関西新人記録を更新しました。1995年には史上最速、かつ最年少で1000勝を達成しました。「天才騎手」として有名です。

騎手だった兄の影響で騎手を目指して、1976年に岐阜県の笠松競馬場でデビューします。2003年には中央競馬会へ移籍してからは、年間133勝をあげました。ファンからは「あんかつ」の愛称で親しまれています。2012年のレースを最後に、現役を引退しています。

JRA（日本中央競馬会）では、現役の騎手である松若風馬騎手にインタビューをしています。松若風馬騎手は、1995年生まれで2014年にデビュー。47勝をあげ、JRA賞最多勝利新人騎手を受賞しました。関西で注目をあびる若手騎手です。
インタビューのなかで、デビュー後にしている努力について、

「デビューしてから特に自分の課題として気づかされたのは、まだまだフィジカルが弱いということです。競馬学校時代からそこは自分のテーマでしたが、あらためてそう思わされました。なので、今はパーソナルトレーナーに頼んで、筋力を付けたり体幹を鍛えるトレーニングのメニューを組んでもらっています。」

また、「騎手になるには？」という質問に対しては、

「騎手になるのに必要なのは、明確に自分の目標を立てて、それに向けて頑張ることだと思います。強い意思、決意ですね。」

と答えています。

活躍できる騎手になるためには、10代の早いうちからトレーニングをしておくことが望ましいでしょう。もし子供が騎手を目指しているのであれば、ジュニアチームへの参加やフィジカルトレーニングを実施してみてはいかがでしょうか。