「楽に単位を取得できるかどうか」じゃない!授業はあえての「ぼっち」で受けるべし! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

1人で授業を受けるデメリット

メリットを紹介してきましたが、ずっと1人で授業を受けていると困ることも出てきます。

授業に関する情報が入らない

「楽に単位を取得できるかどうか」で授業を選ぶ人が多いため、人気の授業は楽な授業であることが多いです。しかし中にはもちろん、純粋に授業の質が高いから人気がある、という授業もあります。友達と相談せずに授業を取っていると、そういった情報を知る機会がなく、取りのがしてしまうというデメリットがあります。

休んだ回のことがわからない

友達に聞くという手段がないため、このデメリットは場合によっては単位取得に関わる問題です。課題が出ていることに気が付かなかったり、内容についていけなくなったりすることを恐れて1人で受けないようにしている人もいます。この問題に関しては、私はなるべくなんでもその授業の教授に相談することにしています。事前に欠席が確定している場合は、それを伝えて課題等の確認をしたり、前回の範囲をカバーできるような書籍を聞いたりすることで、重要な情報から置いていかれることは防げます。

1人になる方法


1人で受けたいと思っても、友達に直接そう言うのは難しいですよね。そこで、私が実際に使っていた1人になる方法を伝授したいと思います。

視力のせいにする

前の方に座れば自然と1人になれますが、後ろの方で一緒に座ろうと誘われたときは、「前の方じゃないと見にくくて」と視力のせいにするという手段があります。以前、いつも1人で授業を受けている友人と一緒に教室移動をした時に「視力悪いから前座るね」とまかれ、それ以来私も時々真似しています。

少人数の授業をとる

少人数の授業だと、嫌でも1人ひとりが授業に積極的に参加せざるを得ません。そのような授業を好んでとるのは、友達の力を借りずに1人で授業を受けるタイプの学生が多く、彼らの授業に対する真剣さが刺激にもなるのでおすすめです。教授が、大教室での授業では話さないような話をしてくれることも多く、興味も理解度も上がると思います。

まとめ

せっかくの大学生活、いろいろな人と出会って、友達を増やすのも素晴らしいことだと思います。けれど授業まで友達に合わせて一緒に受けるようにしていると、自分の意志があまり反映されていない時間割が出来上がり、つまらない授業はできるだけ休んでテスト前に周りに助けてもらう、なんてことになりかねません。適当に聞いていても何とかなる、という可能性が初めから無ければ、毎回真剣に授業に取り組むしかなくなり、そうしているうちに初めは面白くなかった講義もだんだんと面白味がわかってくる、なんてこともあります。ぜひ、あえて「ぼっち」で授業を受けてみてください!

この記事をかいた人

おかか

立教大学現代心理学部 3年。東京都出身。2歳でバイオリンを始め、学校の勉強を完全に放棄し音楽高校、音楽大学へ。一度きりの人生を後悔したくないと思い20歳で中退、一般大学を再受験。現在は東洋哲学ゼミで勉強中。