大学入学直前!高校生活最後の最後でやってよかった・やるべきだったこと - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

やればよかったこと


大学に入る前、高校時代に取り組んでおけば良かったということもあります。

自分を知る

自分について知っているのか知っていないのか、これは今後の人生に大きく関わってくる大切なことだと感じます。
私は自分について全く知らない、それを思い知らされたのは1冊の本でした。それはSHOWROOMの代表である前田裕二さんの「人生の勝算」という本です。

 彼は幼い時の経験の経験が今の起業に繋がっていると言います。それができるのも彼が自分について知っているから、自分の考えを持っているからだと思いました。そして自分の考えていること実現させようと強い意志を持って取り組んでいることがわかり、自分をもっている人間は強いと感じました。

それでも何をすれば自分を知れるのかわからないといった方も多いでしょう。そんな時に役立つと考えるのも同じく前田さんの「メモの魔力」という本です。

この本の後ろの方に自己分析の1000問があります。実際に前田さんが就活で対策として自己分析を行い内定が難しい企業にも入ることができたと言います。

何故これを高校生にしてほしいかというとこれを知ることにより大学での過ごし方が変わってくると感じるからです。確かに大学生は莫大な時間がある場合が多いため入学してからでもできます。しかし、私が経験したように大学に入ってからやることを探したり、大学の環境に違和感を感じてしまったりするのではなく、少しでも早く夢に向かって行動してほしいと思うからです。

可能性の大きさを知る

1つの答えに向かってたくさんの決められた問題をこなしていた高校に比べ、大学生ははっきりいって法に触れなければなんでもできるし、やりやすくなります。たとえば、学生で起業することもできれば、長い春休みを使って日本一周したり、世界各国に回ることもできますこともできます。
だから今までの枠に縛られず自分がやりたいことを追求することが大切です。
そのきっかけになる出来事として大人と触れ合うことが大切だと思います。やはり大人は自分たちよりも長い時間生きていて、様々な人とふれあい、たくさんの経験をしてきています。だからまずは普段あまり過去について話さない親や先生とそのような話をすることで自分の可能性は増えることがあると思います。

ふれたことがないものにふれる

他に私が後悔していることはいろんなことに触れていなかったことです。
先日久しぶりに実家に帰り自分の部屋へ行くと想像以上にたくさんの本がありました。ただ、隅から隅まで野球の本でした。ここまで1つのことに没頭できたのは一つの財産ではありますが、その分その時興味がなかったことには全く触れていなかったため周りに比べ知識や経験が劣っていると感じてしまうときもあります。

1つの例として自分は大学1年の冬まで海外へいったことがありませんでした。私は地球社会共生学部という国際系の学部に属していることもあり、周りの人は帰国子女やハーフも多く海外志向の人が多いです。そんな環境にいるのに1次情報が何もない自分は劣等感を感じたのもあり人生初海外を一人でアメリカへ行きました。やはり行かなければ感じることができなかったこともたくさんあり、それにより視野が広がりました。

このようにたくさんのことを触れることにより視野が広がります。そしてそれが興味を持つことに繋がったり、他人を理解する材料になったりします。

終わりに

確かに大学生には時間はたくさんあります。しかし上に書いたように高校生が大学に入る前にやるべきなことがあるのは高校生だからこそ感じられることやできることがあるということ。そして大学での時間を有意義に過ごしてほしいという思いからです。
どんなことをやっていても貴重な経験であり無駄にはならないとは思います。しかし何かをやっているということは別の何かをやっていないということになります。
今やっていることが本当に最大限の効果があるのか、そこを追い求めてほしいです。

この記事をかいた人

りっとん

青山学院大学地球社会共生学部 1年。静岡県出身。地元の高校から、青山学院大学地球社会共生学部に進学。小学生の時から大学1年まで野球に打ち込む。将来のために時間を費やしたいと考え野球からシフトチェンジした。