「サークル」には入らないとだめなの?大学生活に必須のコミュニティー「サークル」って何? - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

これから大学生になる君へ


こんな経験から、のちに大学生になるヤングホープ達に伝えたいことがあるので、それだけお話しさせていただきたいと思います。

やりたいことが明確な君へ

「サークルだけが全てじゃないよ!」

自分の大学生活を今想像していて、何をして過ごしたいか明確な君にはこれを伝えたいです。大学生になるということは、大学に入るだけじゃなくて、自分がやりたいことのために使う時間が増え、可能なことが増えたことです。もし自分の大学に「これだ!」と思うサークルがなければ、他の大学のインカレサークル(他大学でも所属できるサークル)を探してください。もしそれでもなければ、もっと広い世界で、社会人や学生関係なしに自分が納得いく環境を探してください。自分が思い描いた理想の大学生活を送るためには、そこは妥協してはなりません。

大学生活がぼや〜っとしている君へ

「とりあえずフッ軽で行こう!」

やることが明確でない君の良いところは、どんな活動もフラットに見れるところです。なので、とりあえず色々なものを見てみましょう。興味ないサークルでも聞いたことない活動でも。今までに出会ったことのないものに出会いましょう。新しい出会いが、君の秘めたるポテンシャルや好奇心を刺激してくれる存在になるかもしれません。その中で「このスポーツをやりたい」「この人々と大学生活を過ごしたい」など、色々な視点から自分が納得できるようなサークルを見つけてみましょう。

みんなへ

「人との関わりを大切に」

サークルは目的の活動をすることのみが価値ではありません。同じように好きなものや趣味を持った人が集まり、したいことをすること。その中でたくさんの人と触れ合って、理解しあって、新しいものと出会って、時には助け合って、それができる環境です。大学生活において、そのような人々が近くにいることは大きな意味を持つと思います。なので、サークルという授業や今までのクラスとはひと味も二味も違った人の集まりを楽しんでほしい!というのが、もうじき2年生になるおじさんの思いです。

長くなりました。未来の大学生の大学生活が輝かしいものになることを、ささやかながらお祈りしています。

この記事をかいた人

トム

早稲田大学人間科学部 1年。東京都出身。親の海外赴任に伴い高校時代を米国で過ごす。そこで教育の違いに衝撃を受け、より良い教育の実現目指し、早稲田大学人間科学部に進学。