我が子がカメラマンになるには?3つのヒント
我が子の夢はぜひ応援してあげたい! と思う親は多いでしょう。プロのカメラマンに近づくためには、親は何ができるのでしょうか? 今回は我が子のカメラマンデビューを応援するために親ができる3つのヒントをご紹介します。
(1)映画鑑賞で感性を磨く
カメラマンとしての感性を磨くためには、多くの映像や作品に触れる機会を持つことが大切です。世界中で活躍するカメラマンの1人、内田将二さんはインタビューの中で写真や映像を使った職業を志す人に向けて以下のようにアドバイスをしています。
映画を観ること。映画ってやっぱり凄い。掛ける予算も凄いけど、いろんな才能や情熱が集結して作られるものじゃないですか。それを1,800円で大きなスクリーンで観られるって一番勉強になりますよ。
(引用元:今、最も求められるカメラマン内田将二。デビューから現在までの軌跡をインタビュー|IMAGIA DIGITALSPACE)
映画は世界中の映像のプロたちが、渾身の力を込めて作成している作品です。プロの仕事に多く触れることで、カメラマンとしての感性を磨くことができるでしょう。
(2)好きな写真をまねして撮影する
建築写真やポートレートを撮影するカメラマンの1人、田中正清さんは、インタビューの中で参考にしている写真家について問われ、アドバイスしました。以下のように話しています。
私は立木義浩先生を参考にしました。イメージもね、最初は誰でもマネから入るんです。まわりからは、どうしてそんな平凡な写真を参考にするんだ、と言われましたが、私は好きでした。
(引用元:インタビュー前編 プロが語る! プロカメラマンの世界|Camoor)
好きな写真やカメラマンがいれば、真似した写真を撮影してみるといいでしょう。実際に撮影してみることで、見るだけでは知ることのできなかった気づきを得ることができるかもしれません。
(3)親がたくさん写真を撮ってあげる
カメラマンとして撮影する対象の中には、人も含まれます。撮影される側になると、被写体の気持ちに寄り添った撮影ができるようになるでしょう。
現代ではスマートフォンのカメラ機能も充実しており、本格的なカメラではなくてもさまざまな写真を撮ることができます。ぜひ、幼いうちから親が積極的に子供の写真を撮ってあげましょう。
おわりに
カメラマンの仕事は作品を撮影することです。しかし撮影された人や依頼した人にとっての思い出を残すことにもなり、撮影することで相手を幸せにすることができるかもしれません。
我が子が人を感動させるカメラマンになれるよう、夢を応援してあげましょう。
参考
今、最も求められるカメラマン内田将二。デビューから現在までの軌跡をインタビュー|To Creator
インタビュー前編 プロが語る! プロカメラマンの世界|Camoor
カメラマン|スタディサプリ進路
テレビ局のカメラマンになるのに学歴は関係あるのか|ぺんくり