時期別の英語学習法
高1から高3の6月まで
教科書の音読
繰り返し音読することで正しい発音やアクセントが身につくだけでなく、ひとかたまりとして文章を印象深く頭にインプットすることができるので、その後の英語学習の土台になったかなと思います。音読は無下にしがちですが、家ではもちろん授業中に先生が求めた時も恥ずかしがらずに実践してみてください。
新出単語の意味調べ
教科書に載っているレベルの単語は分かるようになろうと、分からない単語は辞書で調べました。この時、単語の意味だけでなく、品詞(名詞なのか形容詞なのか、など)も一緒に覚えてしまいます。そして単語の意味も複数ある場合がほとんどなので、面倒くさがらずに目を通しましょう。必ずと言っていいほど高3までに違う意味での用法を目にしますよ!
多読プログラムの利用
高校には多読プログラムが用意されていて、図書館にはたくさんの洋書や多読用の本が並んでいました。自分より半歩先のレベルの本を選ぶようにして、少しずつ読解力を上げるように努めました。
高3の6月から11月の半ばまで
単語集
英検準1級用の単語集を1冊行いました。使っていたのは「英検・文で覚える単熟語(旺文社)」です。教育・自然・社会などの5つのカテゴリーごとに16個長文が掲載され、その長文の中の重要単語が長文のすぐ後にリストアップされている、といった構成になっています。受験期に取り組んだすべての学習の中で、これが1番身になったなと感じているくらい、この単語集は役立ちました。大学ごとに出題傾向はバラバラであり教養も深めておく必要がある中で、様々な社会問題や新しい考えが紹介されているなど、「単語力強化」以上の効果がられたからです。
ワンポイントアドバイス
私なりの単語集の使い方もご紹介します!
- 付箋を大量に用意し、単語の横に一つ一つ貼る。
- 見ないで意味を言えるまで付箋は剥がさない。
- 「もう完璧に覚えた、他の場面で出てきても大丈夫!」と思えたら剥がして、付箋がついてない新しい単語の横に貼る。
この方法でかなりスピードアップしました!
学校のテキストの読み込み
テキストの読み込みは、中1から行っていました。大事な文法は教科書にだいたい載っているし、難しい文法も基礎ができていなければ身につかないと考えていたからです。何回も何回も読めば、単語が変わってもすぐに文の構造が見えてきます。
過去問に手を付け始める(夏ごろから)
センター、早稲田、東大の過去問に手を付け始めたのはこの頃でした。過去問はあるといっても数に限りがあるし直前に腕試しをしたかったので、通しで時間を測って取り組んだりはあまりしませんでした。こんな問題があるんだ、とか難しすぎる…のような素直な感触を得たので、自分に足りない勉強が見えてきてよかったです。
文法の総復習(夏ごろから)
文法全範囲を網羅した問題集を買って最初から解いていましたが、途中から飽きて自分の好きなところや点を落としがちなところに絞って解くようにしました。全部やればよかったなと後悔してます。やっぱり参考書は全部完璧にすることで自信になります。先ほど紹介した文単は一冊完璧にしたので、受験当日もお守り代わりに試験会場に持ち込みました。