これであなたもマイノリティデビュー!マイナーな国へ留学するメリット&交換留学・正規留学の比較も! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

交換留学のデメリットは?

期間限定の「お客様」感

正規留学していた人たちから見れば、単位さえ取れればいい交換留学生は気楽なもの。現地の学生から見ると、1年間だけ遊びに来ている外国人達でしょう。
学校によっては、1年間しか在籍しないことを理由に、留学生は取れない授業がある・課外活動にもなかなか関われないという場合もあります。

自分の反省でもありますが、トルコにいた時、大学に非公認の日本語クラブがあると聞いていたにも関わらず、そこの人たちとコンタクトできたのは留学が残り1ヶ月となったころ。
もう少し前に出会っていれば、積極的に関わることもできたでしょう……。
(逆に、欧米で留学生を受け入れている歴史が長い大学は、国際交流クラブや言語交換のパートナーのシステムがきっちりしている印象があります。これもマイナー国を選んだ所以かもしれません。)

1年間、日本の大学生活は一時停止

留学中は、日本の大学でサークルをやっていても、バイトをしていても、インターンをしていても、その1年間は活動が難しくなります。また、学部によっては休学ありきで交換留学の制度があります。これでは自然と留年することになってしまい、卒業が伸びてしまうこともあるのです。
「サークルの幹事長になったために留学できない」「日本にいる恋人や友達と離れて過ごしたくなくなったから留学はやめた」という決断をする人も少なからずいます。
私が留学の必修にこだわっていたのは、これが一因です。もし、他の学部にいたら、サークルが楽しくなっていて、留学はやめていたかもしれないと思います。(と思うほどに、サークル生活を楽しんでいました。)

ただ、帰国してすぐは日本の学生生活にすんなり戻ることが難しかったです。
私の場合、大学3年で帰国したときには、サマーインターンの時期でした。1年の長旅から帰ってきてすぐ就活という現実に切り替えられず、本腰をいれづらかった記憶があります。(サークルも、留学した1年の間にコミットする気力が失せてしまいました。)