あなたは意識高い系?なんちゃって意識高い系になって将来を考えてみよう - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

何から始めるべきなのか


このように大学生になってから考えるのは少しリスクが高い。できれば受験の時、自分が何をやりたいのかについて選択する前に、知っておくことが重要であるのは分かったと思う。

そこで大学でとったある授業からヒントを得た、自分の進むべき道を決める際の重要事項を書きたいと思う。
(ちなみに、その授業は各業界で活躍している方がオムニバス形式で授業を担当し、その人の進んだキャリアについてや、そこから学んだこれから社会に出る大学生に伝えたいことに関する授業だ。ちょっと「意識高い系」授業かもしれない。)

自分を知るということ

なぜ自分を知らなければならないのか。
それは、そこに自分が一生かけてやりたいものがあることが隠れていることが多いからである。高校生であるならば、今までの経験からでも導き出せるものは多い。つまり自分が何をしているときが一番幸せと感じるのか、何をしているときにわくわくするのかを分析し、それを広げていくことによりヒントが得られると思う。自分の過去の経験からでなくても他人との関わりや、現状を振り返りながら、気づくこともあると思う。

視野を広げて選択肢が多いことを知る

視野を広げると、効率よくやりたいことが見つかるようになる。
例として、私の友人は海外の大学に進学した。彼女は、自分の夢に近づくために現地で英語を学びながらコンピューターサイエンスを専攻し勉強している。彼女の場合、周囲の友人に同じような選択をした人はいなかった。しかし、「意識高い系」のごとく、アンテナを張って、海外の大学に行くという選択肢に気づき、自分の夢から逆算したときに「これがベストだ」と決断をしたのである。これは1つの例であるが、何も考えず周りの人が進んでいる道に進むのではなく、情報をたくさん集め自分の中の選択肢を広げておくことが重要である。
そのためには常にそのような情報が飛び交っているところにアンテナを張っておく必要がある。そこで私が活用しているのはSNSである。リアル世界のつながりだけでなく自分が知らない人からも有益な情報が得ることができるからだ。

終わりに

以上が私が大学に入って1年間で強く感じることだ。
1番大切なのは目標を定めることだ。そして、知識をつけ選択肢を増やしていくことで自分が想像もしなかったようなことをしている世界が見つかるし自ら切り開いていくことも可能だと気づく。
こうすることで、たとえどのような大学に進学したとしても、それが意味のあるものになるかは自分次第ということになる。

「意識高い系」が悪であるといった固定観念にも視点を少し変えることによって、自分の足りないものに気づけることもある。高校という狭い環境の「普通」が当たり前だと思わずに、いろんな視点をもって行動して欲しい。

この記事をかいた人

りっとん

青山学院大学地球社会共生学部 1年。静岡県出身。地元の高校から、青山学院大学地球社会共生学部に進学。小学生の時から大学1年まで野球に打ち込む。将来のために時間を費やしたいと考え野球からシフトチェンジした。