ジャーナリストになるには?世の中の真実を伝える仕事について徹底解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

ジャーナリストに求められる能力

探究心

ジャーナリストには、専門分野における探究心を求められます。専門分野で誰も伝えられていない情報を発信していく必要があるからです。その発信の影響力で世論や業界、政治を動かしていける人こそ、優秀なジャーナリストでしょう。

そのために、専門分野における深い知識、本質までたどり着く探究心が求められます。気になる問題を見つければ、納得のいくまで徹底的に掘り下げます。探究心を磨くためには、日頃から心に引っかかったささいなことを見逃さず、深掘りする癖を身につけておくことでしょう。

批判や圧力を恐れない勇気

ジャーナリストの発信は、時に社会や団体、政治への批判ともなります。本質を掘り下げた結果、現状の課題が浮き彫りになることもあるでしょう。読者は、現状の課題を浮き彫りにするだけでは満足できません。解決策の提示を欲します。解決策の提示は、すなわち社会や団体、政治の行う施策を批判することにつながるかもしれません。

批判された側は、反論したり、時にはジャーナリストに圧力をかけたりすることもあるでしょう。そういった反論や圧力を恐れず、自分の主張を通す「勇気」をジャーナリストは備えておくべきでしょう。精神面での強さを鍛えておきましょう。

自己管理

フリーランスのジャーナリストは、自己管理能力を身につけておく必要があります。知識の土台となる、書籍や論文、インターネットからの情報を蓄えて普段から努力を継続しておかねばなりません。また、いつ何時、現場への取材を必要とするかも分かりません。ジャーナリストの生活リズムは不規則になりやすいものです。自分で仕事や生活の自己管理を行いましょう。自分の体が資本になるため、健康管理も徹底しましょう。