政治家になるため5つのルート!子どもの頃から養いたい力とは - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

国民の生活を良い方向に導く役割を果たすのが政治家の仕事。社会的にも評価され、国を動かす点でやりがいを感じられる職業ですが、どういう方法をとれば政治家になることができるのでしょうか。今回は、政治家になるための5つのルートを解説しつつ、政治家にはどんな素質を求められるのかなど、詳細をご紹介します。

政治家になるには

政治家になるために必要な資格

政治家になる資格は特段ありません。政治に関わる活動をしていれば、広義には政治家を名乗れます。しかしそのなかでも、国会議員になるには、複数の条件があります。それは日本の国籍を持ち、満25歳以上であることです。衆議院議員になるために満25歳以上、参議院議員になるために満30歳以上が条件です。

これ以外に、学歴や資格で必要な条件はありません。年齢を満たせば、国会議員として選挙に出馬して、選挙区を勝ち抜いて当選すれば晴れて国会議員、政治家の仲間入りを果たすことができます。

ただし、立候補の際には「供託金」が必要となります。供託金とは、選挙時に法務局に預けるお金です。選挙で一定数以上の票を獲得できなければ没収されてしまいます。供託金は、選挙により異なります。衆議院の小選挙区や、参議院選挙区選出議員の場合は300万円、衆議院の比例代表、参議院比例代表で600万円と決まっています。

政治家は学歴が必須ではない

「政治家には学歴は必須」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、そうではありません。実際に、田中角栄元総理は現在で言う中学校をさす高等小学校が最終学歴でした。

しかし、卓越した能力を持ち、100本以上の議員立法を手掛けています。議員立法とは、国会議員が法律の条文案を作成、国会に提出して省庁の官僚が条文案を作成して、内閣が立法を行う閣法に対して言われるようです。ただ、現実として、政治家の多くは法学部や政経学部のある高学歴大学の出身者が多いようです。ほかの政治家の出身大学をいくつかご紹介します。

名前 出身大学
安倍晋三 成蹊大学 法学部
竹下登 早稲田大学 商学部
小泉進次郎 関東学院大学 経済学部
コロンビア大学大学院 政治学修士
岸田文雄 早稲田大学 法学部
松本純 東京薬科大学 薬学部
小池百合子 関西学院大学 社会学部中退
カイロ大学卒
前原誠司 京都大学 法学部
世耕弘成 早稲田大学 政治経済学部

(以上敬称略)

(参照元:政治家になる方法?≪学歴や大学は?知識や資金≫|Manabi

こういった大学を卒業して政治家になっているようです。