経営学部で学べることは?偏差値や将来性と親が気をつけたいポイント ( 2 )

経営学部でも進む学科で学べることが違う?

多くの文系の学生が進学する経営学部ですが、学科によって学ぶことがまったく異なることも、大学進学前に知っておきましょう。大学によって設けている学科はさまざまですが、「経営学科」「マーケティング学科」「会計学科」は、ほとんどの大学に設けられています。子供が進学後に身につけるスキルを明確にするためにも、できるだけ早い段階で進むべき学科を明確にしておきましょう。

経営学の幅広い知識を得られる経営学科

経営学部の中でも、経営学科は自分が自営業者として身につけるべき知識を身につけられる学科です。経営理念の研究を念頭に、ヒト・モノ・カネ・情報の扱い方を学び、自分が運営する方法を身につけることができます。「将来は自分の仕事をしたい」という子供におすすめなのが、経営学科です。

マーケティングを追求するマーケティング学科

マーケティング学科は、東洋大学の入試サイトでは次のように定義されています。
「消費者のニーズやウォンツを敏感に読み取り、そのニーズを満たす商品やサービスを開発して提供する、つまり、売れる仕組みづくりを構築する、というのが一連のマーケティングです。マーケティングを学ぶに当たって必要になるのは、①マーケティングセンス(Sense)、②サイエンス(Science)、③戦略(Strategy)の3Sです。マーケティングセンスとは、常に顧客視点で問題を考えることが基本です。」

引用:マーケティング学科|東洋大学入試サイト

自分で経営を行うためのスキルを身につけるのが経営学科ですが、多くの企業が活用できるマーケティングを研究するのがマーケティング学科です。

簿記論や財務会計論を学ぶ会計学科

会計学科は簿記論や財務会計論などの知識を活かして、企業外部への報告の仕方を研究するのが会計学科です。会計学科と聞くと、公認会計士や税理士といった仕事をイメージしますが、「商業簿記」「工業簿記」「銀行簿記」などのさまざまな分野に精通している必要があり、社会的にニーズのある学問であるとされています。

経営学部と経済学部と商学部の違いとは

同じ文系の学部でも、経営学部とほかの学部には大きな違いがあります。そして、大学生活を実りのあるものにするためには、学部選びがとても大切になります。まずは、経営学部と経済学部、商学部といった混同されがちな3つの学部の違いを正しく理解していきましょう。

経営学部は1つの組織の方針をもとに、資源であるヒト・モノ・カネ・情報をいかに活用するかが研究テーマとなりますが、経済学部は社会全体における経済の仕組みを追求する学問です。また、商学部は多くの企業が活用できるマーケティングを追求する学問とされています。大きい枠組みでは、会社に関係する学部とひとまとめにされがちですが、スキルの活かし方をイメージすることで、自分が進むべき学部を明確にすることができるはずです。

経営学部ならではのメリット

経営学部には、企業経営に関しての経営管理や労務管理、生産管理といった幅広い知識を身につけられるメリットがあります。また、知識だけでなく、ケーススタディから企業活動や市場のリアルな状況を客観的に分析することができます。学生に将来的に独立するビジョンがある場合には、自分だけのビジネスプランを計画するという活用の仕方があるのは、経営学部ならではと言えるでしょう。

経済学部ならではのメリット

経済学部に入ると、世の中の動きを客観的に分析できるようになるのがメリットです。経営学部と比較すると、1つの組織を深く研究する学問か社会全体を見通した学問かの違いがあり、世の中の経済を発展させることが多くの人の役に立つと考える学生には、経済学部がおすすめと言えます。

商学部ならではのメリット

商学部のメリットは経営学や経済学、会計学などを幅広く身につけることができる点にあります。商学部では主にマーケティングに関する研究を行いますが、そのベースとなる経営学や経済学の基礎知識が求められます。また、就職後もクライアントが経営者になることが多いため、学生のうちに幅広い知識を身につけられることは、非常に価値のあることと言えるでしょう。