理学部で学べることとは?取得できる資格や将来の仕事を徹底解説 ( 3 )

理学部進学させる親が知っておくべき2つのこと

ここまでは理学部で学べることや工学部との違いなどの特徴を解説してきましたが、最後に子供を理学部に進学させる際に、親が知っておくべきことを2つ紹介します。子供が興味を持っている学科であれば、進学することをすすめるのが親の役目とも言えますが、どんなことを学べるのかを教えること、子供にその特性があるのかを見極めることも大切な仕事です。

理学部に進学させるタイミングで、在学中はどんなことに時間を費やし、将来的にどのような形で世の中に貢献するのかを子供にイメージさせてあげましょう。

理学部に進むべき動機や適性があるか

理学部に進学させる親が知っておくべき1つ目のポイントが、自分の子供に進学すべき動機や適性があるかどうかを確認することです。

これまで紹介してきたように理学は自然に関する現象を、さまざまなアプローチで解き明かしていく学問です。そして、進学後は数多くの研究や実験を通じて、新たな発見をしていくことがテーマとなるため、1つのことを突き詰める能力や好きなことに没頭する適性が求められます。

また、理学部に進むべき動機を、子供が持ち合わせているかも確認しておきましょう。理学部への進学後は、繰り返し行う実験や研究のモチベーションが重要となるため、理学部に進学する前に子供が自発的に動機を考えることが重要となるのです。

理系学部でも工学部とは大きな違いがあること

同じ理系の学部だからといって、すべての学部や学科をまとめてしまうことは非常に危険です。そして、特に子供の将来をしっかりと考える親は、さまざまある理学系の学部の中でも、工学部との違いを明確にしておきましょう。

理系の学部には、理学部や工学部のほかにも医学部や薬学部などの学科がありますが、進学の際に子供の特性や将来の仕事をイメージしない親は、行けそうな学科を選択してしまいがちです。そして、特に将来の仕事という観点で理系学科は、潰しが利きにくいという点には注意が必要です。

文系の学科であれば、法学部でも経済学部でもメーカーの営業になることができますが、理系の学科は1つのことを追求するという特徴があるため、特定の分野に特化した教師や研究室へ就職する傾向にあります。その特化して追求する学問を決めるタイミングが、専攻する学科を決めるときであるため、親は理学部と工学部の違いについても、しっかりと理解しておく必要があるのです。

理学部は奥深い学部

理学部にはほかの学科と比較した際に、1つのことを深く追求するという点に特徴があり、興味をもったことや好きなことを仕事にできること、自然を研究する仕事はなくならないという点では非常に奥深い学部と言えます。

ただし、進学した場合には基本的に数学科、化学科、物理学科の3つから専攻する学問を決めることになり、選択の範囲が限られているという点には注意が必要です。また、卒業後の進路という観点では、教員や研究室に就職する学生が非常に多く、その道のプロになることが求められ、決して楽な道とは言えません。

そして、そのような事実をしっかりと理解し、子供に進むべき動機や特性があるかを見極めるのが、進学の際に親が子供にしてあげるべき重要なことです。

参考リンク
理学部と工学部の違いは?それぞれの特徴や共通点を詳しく知ろう│工学スタイル
理学部って、何を学ぶの?│進学のミカタ
理学部とは?偏差値と主な就職先|理学部だと就職に有利?│Mayonez
理学部とは 就職状況、将来性、学ぶ内容を解説│受験ネット
理学部と工学部の違いについて理学部物理学科の僕が解説する│物理学生エンジニア

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cocoiro編集部

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