理学部で学べることとは?取得できる資格や将来の仕事を徹底解説 ( 2 )

理学部をさらに詳しく解説!専攻できる3つの学科で学べること

理学部の大学に進むことを検討している場合には専攻できる学科についても、しっかりと理解しておく必要があります。

先ほど理学部と工学部の違いで解説したように、理学部では理科や数学を追求することがテーマです。文系の学部や理系のほかの学科と比べても、追い求める分野の裾野が狭いという特徴があるため、学科の選択を間違えてしまうと4年間の学生生活が苦痛になってしまうことにつながりかねません。

また、就職先が教員か研究室に絞られる人もいるため、基本的に企業への就職は大学院に進んだ後になることも理解しておくべきポイントです。教員か研究室に求められる人材になるためには好きで学び続ける必要があるため、進学後の学習や研究が義務になってしまうという事態は避けるべきでしょう。

理学部数学科で学べること

数学という言葉を聞くと、計算問題や公式を黙々とこなすイメージをもつ方も多いと思いますが、大学の理学部数学科で学べる数学はさらに深掘りしたものです。中学校や高校では関数や定理を暗記し、問題を解くことが求められますが、大学では新しい研究結果を出す能力が求められます。

もちろん数学力の土台を構築することも大切ですが、一定以上のレベルに到達すると今までの常識を疑い、新たな常識を作り出すことができるようになります。数学の基本的な考え方を変えることは世の中の常識を変えることにもつながるため、十分なやりがいを感じられる学科と言うこともできるでしょう。

理学部化学科で学べること

理学部のなかでも数々の実験をこなし、化学物質の研究を行うのが化学科です。

化学とは物質の構造、特性、物質間の変化や反応を追い求める学問であり、固体や液体を原子レベルで分析を繰り返すことになります。また、最近では環境問題に関わる研究が積極的に進められており、社会的なやりがいも十分な学科とされています。

現在世の中で活用されているテクノロジーをさらに発展させていくという点では、数学科と同様に、これまでになかった考え方を作り出していく能力が求められます。

理学部物理学科の場合で学べること

研究と実験を繰り返すという点が化学科と共通している学科が、理学部物理学科です。物理学はさまざまな学問を立証することが大きなテーマの学問であり、論理的に起こるであろう現象を、繰り返しの実験から実現することを目的としています。

また、理学部物理学科は、さらに次のような学問に分類されます。
・力学:微分・積分を活用して力と運動の理論を研究する学問
・統計力学:分子・原子・素粒子などの微視的運動を研究し、物質の性質や法則を証明する学問
・熱力学:エネルギーの変化による反応を研究し、証明する学問など

理学部の中にも数学科や化学科などの種類がありますが、物理学科は特に学べる学問の範囲が広い学科と言えます。