【大学受験】願書について徹底解説!取り寄せ・書き方・提出方法 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

願書の書き方

願書の書き方では、具体的な願書の書き方についてご紹介します。難しいことはありませんが、募集要項に沿って書いていく必要があります。大学によって、書く内容、訂正の仕方などが異なるため、事前にしっかりと募集要項を確認するようにしましょう。

願書を書くときの注意点

まず、大学入試の願書は必ず本人が書かなければいけません。面倒でも保護者には書いてもらえないので気をつけてください。

願書を書くときの注意点は、正しく、漏れなく書くことです。例えば、通常は「◯◯高校」などと省略して書いていたとしても、願書に記入する際には、正しく「△△県立◯◯高等学校」と正式名称で書く必要があります。

間違えた場合には、募集要項をよく読んで、指定の方法で訂正するようにしましょう。願書は有料の場合もありますから、間違えたからといって再度取り寄せる必要はありません。二重線で消して訂正印を押すなど、指定の訂正方法に従えば問題はないでしょう。筆記用具は募集要項を確認し、指定のものを使用するようにしてください。

押印欄もありますが、朱肉を使うタイプの三文判で問題ありません。実印の必要はありませんから、保護者に相談して三文判を購入するか借りるようにしてください。

そして、大切なのは焦らずていねいに書くことです。合格後の入学手続きでも願書の情報を利用します。そのため、見づらい場合などには大学から問い合わせがあるかもしれません。万が一の事態に備えて、書き終わった願書はコピーをとって手元に保管しておくと安心です。

大学によっては、願書とともに志望理由書や調査書、卒業見込み証明書などを同封するケースがあります。漏れなく事前に入手するようにしてください。そのほか、願書には受験料の領収書を添付する欄があるはずです。忘れないように、願書を書き終えたらすぐに添付しておいてください。

願書を書くときに使うペン

願書を書くときに使うペンの種類は、大学によって異なります。一般的には、黒いボールペンを使うケースが多いでしょう。募集要項をしっかり確認し、指定の筆記用具で書くことが大切です。

指定と違う場合には、願書を受理してもらえない可能性もあります。せっかく提出しても受理してもらえなければ意味がありません。事前確認が大切です。

願書に使用する証明写真

願書には、受験者本人の顔写真を添付する欄があります。サイズや撮り方などの詳細は、募集要項に記載された指示に従います。試験当日の本人確認にも使用されますので、特に指示がなくても3ヶ月以内に撮影した写真を使用するようにしましょう。

できる限り前髪は短くし、顔全体が分かる写真を使うことも大切なポイントです。また、歯を見せた笑顔の写真は適切ではありません。真面目に見せる必要はありませんが、できるだけ普段のあなたに近い表情のものがいいでしょう。

加工のしすぎにも注意が必要です。かわいく見せるために目を大きくするなどの加工は、願書にはふさわしくありません。本人確認が取れない場合には、失格になってしまう可能性もありますので、証明写真の肌色補正レベルにとどめるようにしてください。

願書の提出方法

願書の提出方法願書を書き終えたらいよいよ出願です。提出の際にもいろいろと注意すべき点がありますので、自身でしっかりと確認し、確実に出願できるようにしましょう。

願書に使用する封筒

取り寄せた願書に提出用の封筒が同封されているケースがあります。その場合は、市販のものは使わずに指定の封筒で提出するようにしてください。

封筒が同封されていない大学の場合は、市販のもので構いません。願書が折れ曲がらないサイズの封筒を準備するようにしましょう。色は茶色でも白でも構いません。個人情報が入っていますので、できるだけ強度があり、中身が透けない封筒を選んでください。

願書の郵送方法

郵送方法を指定している大学もあるので、出願前に募集要項を必ず確認してください。特に指定がない場合は「簡易書留」「速達・簡易書留」を利用しましょう。書留は追跡サービスが利用できますので、万が一提出が締め切り直前になったとしても、確実に到着したかを確認できます。

また、普通郵便とは違い対面で配達されるため、誤配達の危険が少なくなります。願書は一生を左右する大切なもの。そのため、確実な郵送・受け取り方法を選びましょう。