同じ偏差値の他大学
偏差値が45~60の甲南大学ですが、他大学で同程度のレベルにはどんな大学があるのでしょうか。甲南大学と同じ偏差値帯の大学を3校紹介します。
国士舘大学
甲南大学とほぼ同レベルであり、偏差値が42.5~55の私大の総合大学が、国士舘大学です。大学の概要は以下のとおりです。
国士舘は、1917(大正6)年に私塾「國士館」として「活学」を講ずる教育道場として創立されました。國士館の設立趣旨は、吉田松陰の精神を範とし、日々の「実践」のなかから心身の鍛練と人格の陶冶をはかり、国家社会に貢献する智力と胆力を備えた人材を養成することにありました。
以来、この「活学」を教学の理念とし、聖人至徳を志し、不断の「読書・体験・反省」により、「誠意・勤労・見識・気魄」を涵養(かんよう)し、もって道義日本を建設し、世界の平和と進運とに貢献する有為の人材養成をすることを教育指針に掲げています。
(引用元:教育の特色/国士舘大学について/大学案内|国士舘大学)
体育を必修としている甲南大学ですが、国士舘大学はスポーツに力を入れている大学です。文学部、法学部、経営学部の偏差値は甲南大学とほぼ同レベルとなっています。
専修大学
東京に拠点を持つ専修大学は、私大で7つの学部があり、偏差値は45~55で甲南大学と同レベルといえます。大学の主な概要は以下になります。
専修大学は、1880(明治13)年に創設されました。今年は創立138年に当たります。相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人の創立者たちは、アメリカのコロンビア大学、エール大学、ハーバード大学、ラトガ-ス大学に留学し、帰国後、自ら学んだ経済学や法律学を社会に還元すべく「専修学校」を創立しました。当時、官立の専門学校には、高い学費と、「洋語に達し、原書に通ずるにあらざれば就学するを得ざれ」、という二つの大きな障壁が設けられていました。創立者たちは「創立趣旨」のなかで、こうしたハードルを取り除き、広く学ぶ意欲のある学生を募ると、専修学校創設の意義を高らかに謳いあげています
(引用元:学長挨拶 | 専修大学)
経済学部・法学部・経営学部・商学部・文学部・ネットワーク情報学部・人間科学部の計7学部では、長い歴史の中で培われてきたカリキュラムのもと、さらに最新の教育方針を融合させ、さまざまな取り組みが行われています。
兵庫県立大学
甲南大学の併願校として有名なのが、兵庫県立大学です。こちらは公立の大学となりますが、偏差値は47.5~55と甲南大学とほぼ同レベルとなります。もともとは神戸商科大学・姫路工業大学・兵庫県立看護大学の3校が2004年に統合されてできた大学となっており、学部は「経済学部」「経営学部」「工学部」「理学部」「環境人間学部」「看護学部」の6学部です。同じ兵庫で、偏差値だけでなく学部内容も似ていることから、甲南大学と兵庫県立大学を併願するケースが多いといわれています。