我が子がモデルになるには?親が注意すべきこと
子供がモデルを目指すにあたって、親はどんなことができるのでしょうか? 今回は我が子がモデルになるために親が注意すべきことを3つご紹介します。
(1)怪しいスカウトに気をつける
モデルは華々しいイメージを持たれやすく、憧れる子供も多いでしょう。そんな子供を狙って、悪質なスカウトを行う会社がいるのです。
アムール法律事務所の代表弁護士である大渕愛子さんは、悪質なスカウトの手口について以下のように記述しています。
繁華街を歩いていると「モデルになれますよ」などと勧誘されることがあります。しかし、契約書にサインすると、登録料やレッスン料などを支払っているのに、デビューできません。こうやって高額な金銭を騙し取るのが「スカウト詐欺」です。
(引用元:娘が悪質スカウトに引っかかり多額の契約金を取られた|PRESIDENT Online)
幼い子供であれば、保護者の同意なしに契約書にサインをすることはできません。しかし、子供に声をかけた上で「お子さんは頑張りたいと言っています」と親が説得されてしまう場合も考えられます。
子供がスカウトをされた場合は、スカウト会社について事前に調べておきましょう。会社が実在しているか、実績はあるかなどを確認した上で、子供と相談することが大切です。
(2)キッズ読者モデルは親の力も問われる
特にキッズの読者モデルの場合は、服装やメイクを自分で用意しなければいけないこともあります。服装は子供と一緒に選ぶことができても、メイクは親の力が問われるでしょう。
子供と同年代で活躍しているほかのモデルを調べて、日ごろからキッズモデルの服装やメイクの流行を調べる必要があります。
(3)「モデルになりたい」という気持ちを尊重する
モデルにはさまざまなジャンルがあり、内容や難易度にも差があります。目指したいモデルの種類によっては、食事や運動、生活リズムなどを厳しく管理しなければならない場合もあるでしょう。
しかし、子供から「モデルになりたい!」と伝えられた際に、「制限がたくさんあるから、あなたには無理だよ」など、頭ごなしに否定することは控えましょう。「本気でなりたいのなら、本気で応援するよ」などのように、子供が自分の本気度を確認できるような声がけをしてあげることが重要になります。
モデルの年収は
出来高制
モデルの仕事は出来高制で、人気の高さや引き受けた仕事の内容によって報酬が決まるのが一般的です。
モデルでも、海外の有名ファッションショーで活躍しているようなプロのモデルから、ファッション雑誌の読者モデルなど、立場や仕事内容に大きな幅があるため、年収は人によって様々です。
モデルだけではなく副業をする人も
モデルの給料は、年収は数十万円から数千万円までと大きな幅があります。しかし、モデルの仕事のみで生活ができている人は決して多くありません。中には飲食店や洋服店などのアルバイトをしながら生活している人もいます。
人生は一度きり!我が子の夢を応援しよう
世の中にはたくさんのモデルがいます。その中で売れっ子モデルになることは、容易ではありません。
しかし、我が子の人生です。なりたいという夢を掲げられることを喜び、一歩でも夢へ近づけるよう応援してあげましょう。
参考
モデルになれる条件(体型編)|sen-se
娘が悪質スカウトに引っかかり多額の契約金を取られた|PRESIDENT Online
会員モデル事務所一覧|一般社団法人日本モデルエージェンシー協会公式ホームページ
JSガール 読者モデル募集!|JSガール
第21回 ニコラモデルオーディション|新潮社