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推薦入試・AO入試などでは、志望理由書や面接で、自分の言葉で「どうして薬学部に入りたいのか」を説明する機会があります。考えていることを言葉にするためには、事前の準備が欠かせません。説得力のある志望理由にするために、子供の「なぜ」「どうして」「どのように」を一緒に深掘りしてみましょう。
もくじ
薬学に興味を持った理由をまとめよう
子供が最初に薬学に興味を持ったきっかけはどのようなものだったでしょうか。自分自身が考えたこと、経験した身近なことから出発すると、志望理由に具体性や説得力が増します。
薬学を学んでどんな人物になりたいのか
薬学部に進学したいのは、どんな理由からでしょうか。「薬剤師になりたい」「新薬を開発したい」など、子供は将来の夢を持っているはず。どうしてそういった夢を持つようになったのでしょうか。きっかけとなる出来事もあったのではないでしょうか。「持病があって薬に助けられた」など実体験がある子供もいるかもしれません。
幼少期に持病のため薬を毎日欠かさず飲まなければならない生活を強いられ、薬とは切っても切れない関係になりました。ほとんど症状が出なくなった時期と自らの進路を考える時期が偶然にも同時期であり、この際にこれまで薬に救われてきた経験から将来は逆に薬によって救う立場になりたいという想いを抱き薬学部へ、そして生命科学院生命医薬科学コースを選択しました。
T.S君 (博士2年)
(引用元:キャンパスライフ|北海道大学 薬学部・大学院薬学研究院)
どんな分野にでも言えることですが、学問は学んで終わりではありません。学んだことをどのように生かせる大人になれるか、なりたいのかを深掘りしてみましょう。
卒業後の進路希望は?実際の選択肢は?
将来について考えると、自ずと大学卒業後の進路についても検討する必要が出てきます。 国家試験を受けて、薬剤師になりたいのか? 大学に残って研究したいのか? 医薬品メーカーなどに就職して創薬に携わりたいのか?
受験生の段階で、卒業後の進路まではっきりと決めるのは難しいもの。しかし、どのような可能性があり、そのためには大学選びや在学中の勉強で何をしなくてはならないのか、事前に調べてみましょう。
新薬の治験を専門的に行う会社のスタッフや、医師に薬のレクチャーを行う医薬品メーカーのMRなど、薬学の知識を生かせる職業はたくさんあります。第1志望は薬剤師かもしれませんが、例えば、ほかの仕事についたら、どんなことができそうか、ということを想像してみると、子供が1番興味関心を持っている分野がはっきりと分かるかもしれません。