「つくし世代」であるメリット・デメリットとは?
我が子が「つくし世代」である場合、どのようなメリットやデメリットを持っているのでしょうか。
【メリット】深い信頼関係にある仲間を持っている
ご紹介したように、「つくし世代」は狭く深い交友関係を望んでいる可能性があります。付き合う友人は気の置けない関係であり、深刻な悩みも相談しやすい間柄だと考えられるでしょう。
深い関係であれば、大人になっても付き合いが続く可能性は高くなります。幼少期を知っている者同士だからこそ、困難にぶつかった際に強い味方になり得る関係でいられるでしょう。
【デメリット】対人関係を広げることが苦手
一方で広い関係を築くことが苦手な人もいるでしょう。それは友達関係だけでなく、社会人となってから不利になることがあるかもしれません。
例えば営業職に就いたとしたら、企業へ電話をかけたり営業へ出向いたりしなければなりません。新しい関係を開拓する仕事に対しては、苦手意識を持つ可能性があるでしょう。
「つくし世代」の子供には、まず共感してあげよう
「つくし世代」の人々は、不安定な世の中を見ながら育ってきました。社会は移りゆく不安定なものであると捉えながら、信頼できるものを自分から作ろうとしているのかもしれません。
もしも我が子が「つくし世代」にあたる場合は、まずは共感の姿勢を示してあげましょう。何かを話す際には否定から入らずに気持ちを受け止めてあげることで、自分が味方であることを示すことができます。尽くし・尽くされる関係でいられるよう、子供の意見に耳を傾けてあげましょう。
参考
「ゆとり」や「さとり」の進化系 「つくし世代」との付き合い方|日刊ゲンダイDIGITAL
「平成28年度個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表します|厚生労働省
キーワードは「それな」 新卒社員とうまくやるために知っておきたい、ゆとり世代の生態|livedoor NEWS
第23回新成人意識調査2018年「新成人」の恋愛・結婚に関する意識調査||Rakuten O-net
自力本願、変化受容、失敗が命取り…「イマドキの若者=つくし世代」を理解するためのキーワードは【共感】|ダ・ヴィンチニュース