内々定をスムーズに辞退する3つのステップ!例文もご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

内々定を辞退する際の例文(筆者作成)

内々定の辞退を早めに伝えたいものの、どう伝えるかで迷ってしまう場合は、以下の例文を参考にしてください。ポイントは、辞退の意志が固いことを簡潔に伝えることです。辞退の理由は、聞かれたら答えられるよう自分の中で整理しておく必要がありますが、聞かれる前に自分から説明する必要はありません。

メールで辞退する場合の例文

件名:内々定辞退のご連絡

本文:

株式会社〇〇

人事部 〇〇様(採用ご担当者様)

お世話になっております。

〇〇大学〇〇大学の〇〇(本人氏名)です。

この度は、採用内々定の通知をいただき、誠にありがとうございます。

ありがたい通知をいただいたところ大変恐縮なのですが、貴社の内々定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、このような結果となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。

末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

〇〇大学〇〇学部

〇〇(本人氏名)

Email:〇〇〇.com

TEL:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇

電話で辞退する場合の例文

「お世話になっております。先日、御社より内々定の通知をいただきました、〇〇大学の〇〇と申します。お忙しいところ大変恐縮なのですが、人事部の〇〇様はいらっしゃいますか?」

※採用担当者が直接電話に出た場合は、名前を言ってから「通知をいただいた内々定の件についてお話ししたいことがあるのですが、お時間いただけますでしょうか。」

「先日は内々定の通知をいただき、ありがとうございます。ありがたい通知をいただいたところ大変申し訳ないのですが、御社の内々定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。」

「(理由を聞かれたら)就職活動を続けていくなかで、自分の適性などを改めて振り返り、別の企業への入社を決意しました。」

「貴重なお時間を割いていただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。それでは、失礼いたします。」

内々定を辞退するときのマナー

内々定を辞退する方法や伝え方にルールはありませんが、礼儀をわきまえた行動を心がけることが重要です。内々定を辞退されるということは、時間とコストが無駄になる、新たな人材を採用する必要がある、採用担当者の評価に響くなど、企業にとってさまざまなデメリットがあり、大きな痛手です。そういった企業側の苦労を汲み取り、誠実な対応をするのが、これから社会人として活躍する学生としてのマナーなのではないでしょうか。

辞退の期限は「なるべく早く」

内々定の辞退を申し出る期限は、特に決まっていません。しかし、企業側の負担を考えると、1日でも早く連絡するのが誠意ある対応です。最低でも、正式な内定の通知が出るまでには必ず連絡するようにしましょう。

謝罪と感謝を伝えて誠実な対応を

連絡手段が電話であってもメールであっても、企業の希望添えなかったことへの謝罪と、内々定の通知をくれたことへの感謝はしっかりと伝えることが大切です。今後の社会人生活のためにも、誠実な対応を心がけましょう。

おわりに

内々定の辞退は、少なからず企業に迷惑をかけることになるため、後ろめたさや言い出しづらさを感じるかもしれません。しかし、入社する企業を選ぶのは、その後の人生を左右する重要な決断です。きっちりと手順を踏んで誠実な態度で辞退を伝え、後ろめたい気持ちを切り替えましょう。

参考

「内定」と「内々定」の違い、内定取り消しの対処法|リクナビ就活準備ガイド

【プロが指南 就活の極意】オワハラ?囲い込み?連絡がサイレント? 就活後ろ倒しによって企業が取る行動と実態|産経ニュース

内定の出し方で分かる企業の特徴を3つに分けました | キャリンク

内定辞退の期限はいつまで?マナーを守って誠実な対応をしよう | en-courage

就活を有利に進めたい人へ 公式
キャリアチケット
・「さよなら、やみくも就活。」でおなじみ!
効率的に就活を進めたい人におすすめ!
・学生なら無料で利用できるカフェも運営!
キャリアパーク就職エージェント
・あの「キャリアパーク」が運営!
・膨大な就活ノウハウを惜しみなく教えてくれる!
MeetsCompany
・有名企業出展の合同説明会がたくさん!
ESから内定までのサポート体制も充実!
就活ノート
・就活生が作るリアルな就活レポートが見放題!
・書類通過したESの実例紹介が1,000社以上!

この記事をかいた人

アバター画像

長ひかり

1989年5月26日生まれ、神奈川県在住のWebライター。 幼い頃から、楽しいことを見つけてもすぐに疲れて辞めてしまう「心の息切れ」に悩む。 「誰もが等身大の自分を受け入れて、楽しく生きられる世の中を作りたい」という思いから、教育やキャリアに関心を持つ。 ライターとしての活動を通して「持続する情熱の育て方」を探求中。
Twitterアカウントはこちら