グループディスカッションにおける司会の役割と評価されるポイント

学生のコミュニケーション力や論理的思考力を判断するため、採用選考にしばしば取り入れられるグループディスカッション。コミュニケーション力をアピールしたい場合にうってつけの役割が、司会です。この記事では、グループディスカッションにおける司会の役割と、採用側から評価されるポイントについて解説します。

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グループディスカッションの役割分担

まずは、グループディスカッションの主な役割分担について説明します。グループディスカッションでは、実際に話し始める前に「司会」「書記」「タイムキーパー」という3つの役割分担を決めるのが一般的です。

グループディスカッションにおいて、リーダー的な役割を果たすのが「司会」です。司会は、ディスカッションのスムーズな進行とメンバー同士の活発な意見交換を促し、最終的には全員の意見をまとめます。どんどん周りを引っ張っていくリーダーシップや積極性よりも、周囲の意見を聞く力や気配りといったコミュニケーション力が求められます。

ディスカッション中に出た意見を書き留め、発表する際に重要となる記録を残す役割を担うのが「書記」です。話の要点をすばやくまとめる能力と、記録をしながら発言もするというマルチタスク能力が求められます。

制限時間内に結論を出せるよう、時間の管理を行うのが「タイムキーパー」です。ディスカッションが盛り上がっている最中でも常に残り時間を気にする冷静さと、話の途中でも割って入ることができる芯の強さが求められます。

グループディスカッションにおける司会の役割

グループディスカッションにおける一般的な役割分担が分かったところで、続いては司会としてやるべきことは具体的にどんなものがあるのか、順を追って説明します。

① ディスカッションを始められるよう準備する

司会をやると心に決めた場合、まずは参加者全員の挨拶がすんだタイミングですぐに立候補しましょう。ほかにも司会をやりたいと考えている参加者がいるかもしれないので、なるべく早く申し出た方が有利です。

無事に司会を任されたら、さっそくディスカッションを始める準備を進行します。準備として必要なのは、書記とタイムキーパーの担当者、話の流れ、時間配分を決めることです。

話の流れとは、ディスカッションをどう進めていくかといった段取りのことを指します。例えば「男性の育児休暇は義務化すべきか」といった議題の場合、以下のように話の流れを決めることができます。

  1. まずは1人1人が自分の意見を出す
  2. 「義務化すべき」「義務化すべきでない」のどちらかを多数決で決める
  3. 反対側の意見も取り入れて補足し、最終的な結論とする

あくまで一例ですが、こういった大まかな流れを決めておくことで、ディスカッションが思わぬ方向に脱線していくことを防ぎます。

② 全員から意見を集める

準備が整ったら、いよいよディスカッションを始めます。1人1人が自分の意見を話してくれるよう促しましょう。司会自身も発言しますが、自分の意見を主張することに夢中になってしまうと司会の役割を果たせなくなってしまうので、話の流れが滞らない範囲にとどめておきましょう。

全員から意見を集める際に注意すべきなのは、全体のバランスに気を配ることです。誰か1人が話しすぎていないか、また逆にまったく話せない人がいないか、テーマからずれた意見を出している人がいないかなど、ディスカッション全体としてのバランスを意識しましょう。

③ グループ全体の意見をまとめる

全員の意見が出たら、全体の意見をまとめていきます。書記が書き留めてくれた記録を読み上げて今までの話をおさらいして、最終的な結論を出しましょう。おさらいをしているときは、周囲の表情に注目します。納得のいっていない表情や、反応が薄い場合は、何か引っかかる点はないか確認することも必要です。

最終的に何を結論とするかは、これまで比較的聞き役であった司会が自ら発案者となって意見を出します。「〇〇、という結論でいきましょう。いいですか?」と聞いてみて、反対意見が出なければ完了です。