時間配分の決め方のコツ
タイムキーパーとして高い評価を得るためには、しっかりと時間配分ができていなければなりません。時間配分ができていないと、マイナスの評価となってしまいます。ここでは、時間配分をする時のコツについて紹介します。
時間配分を決めるのに時間はかけない
グループディスカッションで議論を始める前に、まずは時間配分を決めます。ここで注意したいのが、時間配分を決めるのに時間はかけず素早く行うことです。時間配分に時間をかけるほど議論の時間が短くなってしまいます。時間配分は1〜2分程度で決めるようにしましょう。議論の前に決める時間配分は、大体のおおまかなもので問題ありません。
時間がズレることを前提とする
多くの場合、設定した時間配分通り議論が進むことはありません。時間がズレることを前提とし、最初に決める時間配分は、時間に余裕をもたせて設定するといいでしょう。できれば時間は余らせておくことをおすすめします。これにより、万が一議論が長引いたとしても制限時間をオーバーすることは回避できます。
残り時間はこまめにチェックする
グループディスカッション中は、こまめに時間をチェックするように心がけましょう。タイムキーパーが残りの時間を把握し、予定の時間配分のどおりに議論が進められているか確認します。必要であれば、残り時間が少ないことを伝えて議論を先に進めるなどの工夫も大切です。残り時間をグループ内で適宜共有するのもいいでしょう。
時間が余ってしまったら?
グループディスカッションが予定していた時間より早く終わってしまった場合は、話し合った内容や検討事項を振り返り、見落としがないか確認しましょう。何もせずにだらだらを過ごすのは、やる気のない印象を与えてしまうかもしれません。グループでの発表の準備を念入りに話し合うなど、議論の質を高めるために最後まで時間をきっちりと使いましょう。
スマートフォンの使用はOK?
グループディスカッションで、時間の管理はスマートフォンを使用してもよいかどうかは、企業により異なります。企業によっては、スマートフォンの使用を禁止していることもあります。この場合は、時計を使いましょう。時計は、アップルウォッチなどのデジタルのものでも問題ないでしょう。スマートフォンの使用が許可されている場合はスマートフォンで時間管理を行っても構いません。ただし、スマートフォンをただいじっていると勘違いされるリスクはありますので、注意が必要です。このことから、時間の管理はできるだけ「時計」を使用することをおすすめします。
まとめ
グループディスカッションにおけるタイムキーパーの役割や、評価のポイントなどについて紹介しました。議論を制限時間内に円滑に行うためには、適切な時間配分の設定と、議論中の時間の管理は重要です。難しい役割ですが、上手に役割を果たすことで高い評価が期待できるでしょう。タイムキーパーは「ただ時間を測るだけ」と軽く考えず、きちんと役割が果たせるよう責任を持って取り組むようにしましょう。
参考
【グループディスカッションのタイムキーパー】面接での評価ポイント|就活の未来
グループディスカッションの時間配分を決めるポイント|Matcher Dictionary
GDでタイムキーパーでもリーダーより高い評価を得る方法|ES研究所
グループディスカッションのタイムキーパーのやり方【スマホの使用や役割】|就活攻略論
タイムキーパーは時間係 でも重要な取りまとめ役でもある|就活のソムリエ
グループディスカッションでタイムキーパー役を務めるメリット&アピールのコツ8選|マイナビ学生の窓口就活スタイル