英検CBTに関する注意事項
英検CBTに関する注意事項は、以下のとおりです。
申し込みのキャンセルと変更
いかなる理由であっても、英検CBTの申し込みをした後のキャンセルと返金はできません。また、通常の英検受験への変更もできませんので注意が必要です。
試験当日の環境
英検CBTの試験は先に述べた通り、コンピュータを使って行われます。使用OSは、Windowsです。
ヘッドフォンを接続して行うので、スピーキングテストやリスニングテストに関しては、教室のスピーカーを使う従来型の英検よりも聞き取りやすい環境と言えるでしょう。雑音も気になりません。
また、ライティングもコンピュータに付属しているキーボードを用いて答えるので、キーボードの入力に慣れておくことをおすすめします。ほかに、ショートカットキーを使ったコピペ・貼り付けをマスターしておくと良いでしょう。
試験当日に持参するもの
英検CBTの試験当日は、A4でプリントアウトした受験票以外に、身分証明書(学生証・生徒手帳・パスポートなど)が必要です。
参考:英検CBTを受験するメリット
英検CBTは、同じ検定期間内に同じ級を再受験することはできませんが、1日完結型ということもあり、自分の都合の良い日に受験できるのがメリットです。学校の部活や定期テスト、仕事などで土日も忙しいという人にはおすすめの試験と言えるでしょう。
従来型英検は、毎年10月に実施されます。この時期は、一般的に文化祭などといった学校行事で忙しい人も多く、受験を見送る人も少なくありません。英検CBTなら忙しい時期を避けられるため、対策にも余裕を持って臨めるでしょう。
また、英検CBTと従来型英検を併せて受験することも可能です。例として挙げると「5月に英検CBTの2級受験、6月に従来型英検の2級受験」といった流れです。
※こちらの記事は、2020年2月16日時点の情報をもとにしています。英検CBTの公式ホームページから最新情報をチェックしてください。
まとめ
今回は、コンピュータ形式で行う英検CBTの試験概要と関連情報をご紹介しました。従来型英検と比べて試験会場や試験日程の選択肢が増えたこともあり、受験しやすくなっています。
また、英検CBTの申し込みは、全てネットで行われます。上記の通り、受験後の合否判定や証明書発行の目的としてIDやパスワードを使用しますので、忘れないように注意しましょう。
参考
英検2020 1 day S-CBT|公益財団法人 日本英語検定協会
お申し込み・試験結果 | 英検CBT|公益財団法人 日本英語検定協会