合同企業説明会へ行くときに気をつけたいこと
合説へ行くときは、後で無意味だったということがないよう、以下の4つのことに気をつけましょう。
参加目的を明確にする
合説へ行った後によく耳にするのが、「周りが行くから自分もとりあえず行ってみた」など、参加目的が明確でないケースです。
このように「何となく」という感覚で、たまたまブースが空いていた企業の説明を聞いても無意味です。合説へ行く場合、「都内IT企業のAI事業の取り組みについて詳しく知る」など、明確な目的を定めて参加する方が、当日も効率良くブースを回ることもでき、時間の配分もしやすくなります。
企業から「見られている」という意識を持つ
合説は、多くの就活生でにぎわい、開催時期によっては足の踏み場や休憩スペースもないくらいに混み合います。しかも合説は、気軽に参加できるイベントですから、参加者の中には、「人が多いから、企業は参加者の確認までしないだろう」と内心思っているかもしれません。
しかしながら、合説で対応する企業担当者は、大半が人事担当社員やベテラン社員で、人をチェックする「プロ」です。合説の期間中に参加者のことをチェックし、本採用でジャッジをする判定材料にもなることもあります。
企業主催の会社説明会と同様、合説でも「自分は企業から見られている」という緊張感を保つことが大切です。
服装とマナーには気をつける
合説では、各ブースにおいて企業の社員と対面で話すこともあります。そして、人と話すときは、話している本人の話し方や顔の表情といった第一印象で決まるとも言われています。。合説で質問をする場合に備えて、相手に好印象を与えるためにも服装やマナーについて気をつけましょう。
時間に余裕を持たせる
企業説明会に参加する際には、お目当てのイベント開始までに時間の余裕を持たせることが大切です。朝の場合、電車やバスが遅れてしまうという事態もよくありますので、遅れないよう、交通機関のチェックも必ずしましょう。
合説のイベントの中には、時間帯の指定を特に設けていないということもあります。このような場合であれば、目安として10~15分前に会場に入れるよう時間管理をしましょう。
イベントによっては、事前予約制となっている場合もあります。合説の公式ホームページを確認し、当日にやっておきたいことを事前にピックアップしておきましょう。
まとめ
合説(合同企業説明会)は、就活生向けのイベントです。大規模の会場に多数の企業がブースを構え、就活生へ自社の会社説明やアピールに注力します。
「合説へ行く意味が分からない」と思う人もいるかもしれませんが、合説に行くことは、企業の人事担当者と直接話せたり、1日で多くの企業の情報を効率良く得られる有意義な場でもあります。
ただし、「合説に周りが行くから、何となく参加する」などといったあいまいな目的で足を運んでしまうと、何の収穫もなく無意味となってしまうのは言うまでもありません。もし、合説へ行くなら明確な参加目的を決めてから参加しましょう。
合説でも参加者の服装・マナー・態度は、企業側からチェックされています。これらのことを頭に入れた上で、合説に足を運び、内定につながるよう何らかのきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。
参考
合同企業説明会って行く意味はある?得られるメリットや情報とは|リクナビ就活準備ガイド
マイナビ主催のイベント一覧|【合説どっとこむ2021】合同説明会・インターンシップイベント・就活セミナー情報
リクナビイベント(合同企業説明会) | 新卒採用サービス | リクルートの人事向け新卒採用成功ナビ