受かるためのマナーとコツ
グループディスカッションでは、面接などと同様にマナーが重視されます。グループディスカッションで特に気をつけるべきマナーを見てみましょう。
周りの意見に耳を傾けよう
議論が白熱してくると、他人の発言を遮って、自分の意見を述べようとする人がいます。しかし、チームとしてうまくやっていくためには、自分と異なる意見にも真摯に耳を傾ける姿勢が大切です。「僕が、私が」ばかりでなく、周りの意見を聞いて全体を取りまとめる能力が高く評価されます。
良い意見を言うことより、議論に加わることが大切
良い意見を言おうと気負いすぎてなかなか発言できない人がいますが、グループディスカッションでは、良い意見を言うことより議論に加わることが大切です。ブレインストーミングの段階では、アイデアの質より量が求められます。思いついたことはどんどん発言しましょう。不要なアイデアは後で省けばよいのです。
クラッシャーを安易に否定しない
グループディスカッションの難しいところは、どんな人と同じグループになるか分からないことでしょう。時には、議論の成り行きをぶち壊してしまう「クラッシャー」と同じグループになることもあります。
その際、頭ごなしに否定したり、クラッシャーを除外しようとしたりする態度は禁物です。どんな意見でも敬意をっ払って受け止め、その上でやんわりと修正を促したり、客観的証拠をもって冷静に反論したりする態度が評価されます。
知ったかぶりしない
ディスカッションの途中で知らない専門用語が出てきた場合、思い切って同じグループのメンバーに聞いてしまいましょう。知ったかぶりをして、つじつまの合わない議論をすることは絶対避けたいものです。1つの専門用語を知らなかったために、選考で落とされることはありません。知らない用語の意味を確認した上で、チームに建設的に貢献できればよいのです。
後片付けをしよう
ディスカッションが終わっても、選考は終わりではありません。人事担当者は、学生が部屋を出ていくまで見ています。いいディスカッションができても、散らかしっぱなしで見向きもせず出て行くような態度はマイナスの印象を与えます。使った物は元に戻し、ホワイトボードはきれいに消すなど、率先して後片付けをしましょう。
終わりに:練習で苦手意識を克服
グループディスカッションは、自分の力だけではどうにもならない部分があるため、苦手意識を持つ学生が多いでしょう。しかし、場数を踏めば、どんな展開になっても冷静に対処する能力が身につきます。友達同士で練習をしたり、複数の企業のインターンシップに参加したりして、なるべくたくさん練習しましょう。
参考
「2015年新卒採用中間総括調査」結果報告【3】|HR Pro
グループディスカッション対策講座|グループディスカッションとは|マイナビ2020
グループディスカッション対策講座|進め方と役割|マイナビ2020
グループディスカッション対策講座|マナーと評価ポイント|マイナビ2020
グループディスカッション対策完全版!テーマごとの例と議論の進め方・役割の選び方|就活サイト【ONE CAREER】
グループディスカッションのよくあるテーマ20例とその対策・コツ|キャリンク-就活の悩みを徹底解決
簡単!グループディスカッションを勝ち抜く5つのコツ|賢者の就活
就活のグループディスカッション対策とは?落ちる原因やコツ、練習法、時間配分を解説|就活FOREST|今トレンドの就活がわかる!