リゾートバイトは、国内だけでなく海外でも展開しており、日本を離れ現地で生活しながら働く人もいます。
では、海外でのリゾートバイトには実際どのような特徴があるのでしょうか。こちらの記事では、エリア別情報や知っておきたいことを中心にご紹介していきます。
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もくじ
リゾートバイトとは?
リゾートバイトとは、短期(2週間~1ヶ月)から長期(3ヶ月~6ヶ月)の契約を結んで観光リゾート地でホテルの接客や厨房、現地のスポーツ系アクティビティのスタッフなどをして働くアルバイトのことです。
現地滞在は、会社側が手配した寮などに住み込む形が多く、食費や光熱費に関しては基本的に無料です。なかには、往復の交通費を全額支給してもらえるケースもあります。
海外と国内のリゾートバイトの相違点
海外と国内のリゾートバイトは、観光リゾート地で住み込みで働くことには変わりありませんが、就労者の層の目的や考えの点で違いがあると言われています。
まず、国内のリゾートバイトは、主に短期でお金をしっかり稼ぐこと、友達と一緒にエントリーするといった目的で取り組まれる傾向にあります。
一方、海外のリゾートバイトは、あくまでも「自分が行きたいと思う海外で生活する」ことを第一の目的としている人が多いと言われています。なかには、本格的に移住する前の下調べとして、現地で一時的に就労を考えている人もいるそうです。
海外リゾートバイトで必要なスキルと資格
海外でのリゾートバイトは、日本から訪れる観光客の対応などをする日本語をメインとした仕事もあれば、ほとんど英語のみでやり取りをする仕事もあり、多種多様です。しかし、どちらにしても現地の生活で不自由がないように、英語力は必須となります。
「英語を話せるようになりたいから、海外のリゾートバイトをしたい」というケースも少なからずありますが、コミュニケーションのリスクなどを考えると、英語力がなければ不採用になる確率が高いでしょう。
もし海外でリゾートバイトをしたいなら、オンライン英会話やスマートフォンの英会話アプリなど気軽に始められるツールを活用して、日常会話程度の英語力を身につけておくよう努力が必要です。
また、マリンアクティビティ系の仕事をするなら、普通救命救急士やライフガードなどの資格を持っていると、採用の際に有利になることもあります。
海外リゾートバイトの人気4エリアの特徴とは?
海外リゾートバイトは、日本人が足を運ぶエリアで展開してますが、その中でも特に人気の4つのエリアの特徴をご紹介します。
ハワイ
ハワイは、長年安定した人気を誇る観光リゾート地であり、現地の日本語サポートも万全です。
ハワイでは、特にワイキキエリアを中心にリゾートバイトの案件が多くあり、現地レストランの調理サポートや接客、日本人向けのガイドやマリンアクティビティのガイドなど、仕事内容も多岐にわたっています。ほかに、ツアーの事務関係の仕事もリゾートバイトとして含まれます。
オーストラリア
オーストラリアでのリゾートバイトは、ゴールドコースト・ケアンズ・メルボルン・タスマニアなどで展開されています。職種は、ホテルのキッチンハンド(=野菜の下準備などの洗い場担当)やハウスキーパー、マリンアクティビティ関連などがあります。
ニュージーランド
ニュージーランドのリゾートバイトは、オークランドやクライストチャーチを中心に案件があります。
南半球のスキーシーズンが6月から10月ということで、この時期にスキー場でのリゾートバイトを選ぶ人もおり、世界中から応募が殺到するようです。スキー場でのリゾートバイトの職種は、リフト担当・レンタル受付スタッフ・パトロールなど多数あります。
セブ
フィリピンのセブ島は、リゾートバイトで人気のエリアです。観光業が盛んなエリアということもあり、ホテル関連の接客業が多いのが特徴。ほかに、ダイビングインストラクターやダイビングショップの接客も案件として挙がっています。
また、セブの一部のリゾートバイトは、働くだけでなく、現地の語学学校へ通えることもあるので情報をチェックしておきましょう。