短期のリゾートバイトって何？代表的なリゾート地は？注意点とは

「短期のリゾートバイトで稼いできたよ！」夏休み明けに会った友人がこんがり日焼け。旅行したのかな？　と思いきや、そんなことを言われた経験はないでしょうか。観光客が集中する繁忙期に短期間だけ働けるリゾートバイトはどんな仕事で、どのようなリゾート地で働けるのでしょうか？　注意点とともに解説します。

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短期のリゾートバイトってどんな仕事？

「リゾート」「バイト」と言われると楽しそうだけど、具体的にはどんな仕事をするのかな？　とイメージが湧かずにいる人もいるかもしれません。リゾートバイトにはたくさんの種類がありますが、全体に共通している特徴があります。それらを紹介します。

短期のアルバイトを募集するのは、「その時期だけたくさん人が欲しい」という雇用側の需要があるからです。スキー場であれば冬、海であれば夏など、ほかの季節よりも数倍の観光客が訪れる繁忙期があります。そのときに雇用側を助ける人員として、比較的簡単な業務を分担するのがリゾートバイトです。

観光客が殺到するシーズンのリゾートで働くということは、そのリゾートの最も良い時期を体験できるということです。スキー場なら寒い、海なら暑いといった気候の問題はありますが、それも含めて「いかにもリゾート」という雰囲気に浸ることができます。

短期アルバイトでも前後に滞在を延ばせば、アルバイトで稼いだお金で少し遊んで帰ることも可能です。1ヶ月ほどの住み込みアルバイトであれば、お休みの日に観光することもできるでしょう。

雇用側は「とにかく短期間だけたくさん人が欲しい」という理由で求人をしています。そのため、難しい業務を割り当てられたり、特殊なスキルを求められたりしないというのがリゾートバイトの特徴です。

働きながら覚えなければならないことが多い業種もありますが、働き始めの段階では多くを求められることがあまりありません。「今までアルバイトをしたことがない」「接客業は初めて」という人でも挑戦しやすいアルバイトと言えるでしょう。

リゾートバイトは働くために全国各地から人が集まってきます。基本的には長期休暇中の学生が中心ですが、それ以外の職業や年代の人もいます。普段生活している中ではなかなかない出会いがあるかもしれません。全国各地に友人ができるので、今後旅行するときに再会する楽しみも生まれます。

接客業などのアルバイトでは、多くの業務を任される機会があまりありません。そのためある程度の期間続けると「仕事が単調だな」「飽きたな」と思ってしまう人もいます。

一方リゾートバイトは短期間まとめて働くので、飽きる前にアルバイトの契約が終わるというメリットがあります。新鮮な気持ちのままで働き続けることができるのです。

全国各地からアルバイトを募集しますので、リゾートバイトは宿泊設備が整っているところがほとんどです。契約によって異なる部分はもちろんありますが、宿泊費・食費がかからないというところもあるようです。

このような場合、アルバイト期間中は生活費がほとんどかからず、給与はそのまま手元に残ることになります。短期アルバイトは時給をやや高めに設定してあることも多いので、短期間で集中して稼ぎたいという人にはもってこいの職場と言えます。