空欄のある履歴書は提出OK?NG?項目を埋めるためのヒント - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

履歴書を書き始めてみたものの書き方が分からない、ここは空欄でいいかな……と、悩んではいませんか? アルバイトの求人でも提出を求められることの多い履歴書を、空欄がないようきちんと埋めるためにはどうすればいいのか。そもそも空欄ではダメなのか。本記事では、そのような疑問にお答えしていきます。

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履歴書に空欄を残して提出してもいいの?

「趣味」「資格」「本人希望」など、履歴書には「特になし」と書いてしまいたくなる項目がいくつかあります。これらの項目を簡単に書いたり、空欄で提出してしまってもいいのでしょうか。

一部の場合以外はNG

結論から言うと、履歴書に空欄を残したまま提出するのは望ましくありません。理由を簡単に説明すれば、それは「やる気がない」と捉えられてしまう可能性が高いからです。

何かしらアピールになることを書くようにしよう

「これを採用のために本当に使うの?」と疑問に思う項目もあるかもしれませんが、想像力を働かせて記入しましょう。書くヒントについては後半で解説します。

ただし、一部例外として空欄でも許容される内容があります。まずは、それらのケースを見ていきましょう。

空欄・「特になし」で良い場合は?

可能な限りすべて埋めて提出したい履歴書ですが、以下の項目は空欄や「特になし」でも許容されることがあります。

職歴がない、空白期間がある

履歴書の左側にあることが多い「学歴・職歴」欄には、学歴をまとめて書いた後に職歴を続けて書くようになっています。学生の場合は、職歴のない人がほとんどでしょう。職歴のない人は、職歴を書く必要がありません。

また、一般的にアルバイトは職歴として記載しません。ただし、これから応募する職種にとってプラスの要素になりそうな経歴は記載すると良いでしょう。具体的には、募集要項に「経験者優遇」と書かれているような求人です。

休職期間があり、直近数年間の職歴がないという方もいるかもしれません。このような場合は完全な空欄とはなりませんが、職歴が一部欠けている状態になります。

休職した理由などを書きたくなるかもしれませんが、職歴の欄に説明を記入すると、職歴欄が読みにくくなってしまう恐れがあります。職歴欄は空白がある状態で記入し、その他の場所で休職についての説明をすると良いでしょう。

資格を持っていない

履歴書には「資格」欄があります。多くの方は運転免許や語学の資格などをこの場所に記入しますが、特に書ける資格がない人ももちろんいます。そのような場合は、空欄のまま提出しても構いません。

待遇・条件などに特に希望がない

履歴書の右下辺りには、「本人希望」「希望する条件」といった項目があります。学生の場合は、「○曜日は一日授業があるので、夜のみシフトに入れます」といった条件を書くのに使えます。また、応募企業の店舗が複数ある場合などは「○○店での勤務希望」といった希望を書くのにも使えます。

一方、こういった条件や待遇に関して特に希望がない場合もあるでしょう。その場合は、「特になし」として構いません。しかし、このような書き方はややぶっきらぼうに感じてしまう採用担当者もいるようなので、ていねいさを心がけるのであれば「貴社の規定に従います」と書くと良いでしょう。