就職活動では、エントリーシートを企業に提出する機会があります。エントリーシートを提出する時期は企業によって異なりますが、早めに準備をすることで就職活動もスムーズに行うことができます。今回はエントリーシートの作成時期や準備するべきことについてご紹介します。
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もくじ
エントリーシートはいつから作成?
エントリーシートは採用選考書類の1つで、自分をアピールしたり、表現したりするための内容を記入します。エントリーシートでは企業側が知りたい内容を質問されるケースが多く、選考の際にも重要視されます。また、選考だけではなく、内定後の配属先を決める際に参考に使われる場合もあるため、慎重に準備する必要があります。
エントリーシートには提出期限がありますが、職種や業界など、志望先の企業によって提出期限は異なります。ここでは、エントリーシートの一般的な受付開始時期や、スケジュールに関わるポイントについてご紹介します。
エントリーシートの一般的な開始時期
エントリーシートは3月から4月ごろが一般的な提出時期となります。就職活動が解禁となるのは大学3年生の3月1日とされているため、それから1ヶ月以内の4月にはエントリーシートを受け取る企業が多いといいます。会社説明会などでエントリーシートが配布され、就活生は期限までにエントリーシートを提出できるよう準備します。
企業側としては優秀な人材を確保するために早い段階から選考を開始する傾向があるようです。また、3~4月以降にエントリーシートの受付を開始する企業もあるため、あらかじめ提出時期については確認する必要があります。
一次締め切りと二次締め切りについて
一般的には会社説明会の後にエントリーシートが公開され、エントリーが可能となります。説明会に行かなくても企業のホームページなどでエントリーシートを入手することは可能ですが、説明会では参加者のために重要な話がされることもあるため、志望度の高い企業の説明会にはなるべく参加した方がいいでしょう。
企業によっては募集期間が一次、二次、三次などに分かれていることもあります。そのため、エントリーシートの締め切りも応募時期によって異なります。早期に提出することで志望度の高さをアピールすることができるので、一次募集期間にエントリーシートを提出するのがおすすめです。
準備するのはいつからがベスト?
これまで説明してきたとおり、早い場合は毎年3~4月ごろにはエントリーシートの受付がスタートします。そのため、エントリーシートを準備するためには提出期限よりももっと早い時期から動き始めなければいけません。
志望動機に記載する内容は企業ごとに内容を変える必要があるため、少なくても説明会の1~2ヶ月前から準備をしておくのがいいでしょう。3~4月ごろに提出するには、年明けにエントリーシートの準備として志望動機や自己PR欄の内容について考え始め、エントリーシートの項目をすべて記載できるよう準備するのがいいでしょう。
期限を過ぎるとエントリーできない?
エントリーシートの提出期限を過ぎてしまうと、基本的には受理されず見てもらえないケースがほとんどだといいます。企業にエントリーシートが届いたタイミングが締め切り後の場合、廃棄されてしまう可能性があります。エントリーシートの提出期限については、あらかじめ調べておくようにしましょう。
業界によって期限が異なるので注意
エントリーシートの提出期限は業界によって異なるといわれていますが、一般的には面接が解禁となる6月から1~2ヶ月前の4~5月に設定されることが多いようです。一番早いといわれているのがテレビ業界で、1月中にエントリーシートを提出する必要がある企業もあるようです。新聞業界や広告業界は3月上旬、その他民間企業の中には2月末~3月上旬に受付している場合もあるため、就職を希望する業界や企業においては過去の締め切り日などを参考に準備するようにしましょう。
また、2021年卒業以降の場合は経団連の方針変更などにより、就職活動の解禁時期も大きく変更されるようです。年明けの1月からエントリーシートの提出ができるようになる可能性もあるため、就職を希望するタイミングに合わせて準備を進める必要があります。