新卒の就活でも自己PRは重要であり、内容の善し悪しで今後の展開が決まります。ですが、いざ自己PRを書くとなると、どのようにすればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。今回は、新卒の学生が作成する自己PR文についてのポイントを紹介していきましょう。
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もくじ
新卒の自己PR文における採用担当者のチェックポイント
就活の自己PR文では、読んでくれる採用担当者がどのような点をチェックしているか気になることでしょう。
採用担当者の主なチェックポイントは、以下の通りです。
コミュニケーションスキルの有無
自己PRをする際に重視されるのは、一方的に自分のことだけを話すのではなく、対話形式で語ることができるかどうかです。これがスムーズにできていると、コミュニケーション能力が長けていると見なされ高評価を得られます。
また、紙に書いた自己PR文を暗記して棒読みするのはよくある自己PRのパターンです。しかし、相手から質問を投げかけられても会話が成り立たないこともあり得るので、マイナスイメージになることは言うまでもありません。
人間性
就活の面接の評価で最も重要視されるのは、人間性です。自己PRをするときにどのような表情で話しているかなど、相手の様子を見ながら話すことに努めている学生は好印象を与えます。
特に、自己PR文に過去の客観的評価を入れておくと、採用担当者の好感度もアップします。
入社してから活躍や貢献ができるか否か
自己PRで「私は過去に俳句コンクールで金賞を獲りました」など、「自分は凄い」と匂わせるような内容だと、自慢と受け取られる場合もあります。
このような内容ばかりだと採用担当者に良い印象を与えないのは言うまでもありません。自身の活躍をアピールしたいのなら、さりげなく「病院でアートのボランティア活動をしていたので、御社ではボランティア活動の企画担当としてこれまでの経験を生かせると思います」のような内容に仕上げると、採用担当者も興味を持ってくれるかもしれません。
入社の意欲
自己PRは、入社に対する意欲を見るために設けています。いくら経歴や成績が素晴らしくても、企業の下調べや業界研究を怠り、関連性がない自己PR文を述べていては、入社する意欲が薄いと見なされるので注意が必要です。
自己PR文を書くときのお役立ち情報
どのように自己PR文を書いたら自分の思いや考えが相手へ伝わるのか、知っておきたいものです。
こちらの章では、お役立ち情報を紹介していきましょう。
結論から書く
学校では「起承転結」の流れで文章を作成することを習います。しかし、自己PR文を起承転結で構成してしまうと、アピールしたいことが相手によく伝わらない可能性もあります。
採用担当者にインパクトを与え、ほかの学生との差別化を図りたいのであれば、「私の夢は、自分が生まれ育った島に橋を架けることです」など、結論となるフレーズを冒頭に入れることをおすすめします。冒頭から自分のゴール(夢)に触れることで、相手により強いインパクトを与えられます。
根拠・理由を述べる
自己PR文では、結論を書いた後にそれを裏付ける根拠および理由について述べるのが基本です。根拠や理由に関しては、これまでの経験やエピソード、表彰歴などの客観的な成果を振りかえってまとめると、面接官を納得させられる自己PR文に仕上がります。
ただし根拠や理由については、「どのような経験やエピソードが評価されたか」を明確にするためピックアップする内容を1つに絞っておきましょう。
企業から求められているスキルを記載
新卒の募集要項では、企業側が求めているスキルを記載していることがあります。例えば、「英検2級以上」「TOEICスコア750以上」などです。それらのスキルを持っているのであれば、自己PR文に盛り込むことでインパクトを与えられます。
文中に数字を盛りこむ
自己PR文では、冒頭にある結論(=アピール部分)をより印象づけるために、後に続く文に具体的な内容を示すことも必要です。
例えば「東京都のダンス大会で1位」「5年前のボランティア活動では……」など、内容を具体的な数字で示すと、自己PR文にリアリティさが増し、面接官も読みやすく感じられるでしょう。
句読点の使い方と文末の使い方に注意する
面接官が読みやすいと感じる自己PR文は、内容の質だけではありません。文には忘れずに、適度な句読点を入れておきましょう。特に読点は、少なすぎると文章の区切りが把握しづらく、内容を理解するのにも時間がかかります。
また、「です」「ます」「でした」などの文末の使い方に注意が必要です。文末が続けて「ます」になっていると単調さが目立ち、幼稚な自己PR文として見なされます。
複数のタイプの自己PR文を用意する
自己PR文は、同じものをいろいろな会社に使うのではなく、違うタイプのものをいくつか用意しておきましょう。
新卒は、複数の企業の面接に臨みます。その企業が必要としている人物像にも違いが生じるため、「このIT企業ならAタイプの自己PR文を使う」「この芸能事務所ならBまたはCタイプの自己PR文で勝負する」など決めておくと良いでしょう。