職種別・自己PRの例文とポイント
こちらでは、3つの職種に関する自己PR文について触れていきましょう。
事務職
事務職は、責任感があり、地道に作業することが苦ではない人に向いている職種です。学校やアルバイトでの経験を振り返りながら自己PR文として仕上げていくと良いでしょう。
私は、アルバイトで事務職の仕事を2年間してきました。wordやExcelを用いた書類作成が主な業務でした。アルバイトではありますが、社員の方とうまく連携をしながら納期に間に合わせるように工夫して仕事をしていました。
(引用元:事務職の自己PR|求められる人の特徴5つや例文5選をご紹介 | 就活の未来)
営業職
営業職の場合、企業側は選考時に人柄を重視する傾向です。メンタルの強さとコミュニケーション能力が長けた人を求めています。自己PR文を作成するときは、自分が今まで育った環境や受けてきた教育によって「今の自分が存在している」ことをアピールすると良いでしょう。
私は、国内で唯一貴社が生産する〇〇という商品を、もっと多くのお客様に提供したいと思い志望いたしました。国内で貴社だけが〇〇という商品を取り扱っていると知り驚いたと同時に、私もぜひその商品を提供したいと思うようになりました。貴社に入社致しましたら、まずは〇〇という商品について詳しく知りたいと思います。
(引用元:営業職に受かる志望動機の書き方とは|アピールポイントや例文を紹介| 就活の未来)
エンジニア職
今人気のエンジニア職は、理系だけでなく文系の学生にも人気がある職種です。Javaなどの開発言語をすでにマスターしていたり、自分でプログラムを組んでいたりするスキルの高い学生もいます。
自己PR文を書くときは、自身のスキルが高かったとしてもエンジニアとして切磋琢磨したいという謙虚な気持ちと、社会や会社に貢献したい気持ちを盛り込んだ内容にすると、好感度がアップします。
貴社を志望した理由は、「教育×テクノロジー」という軸をもったサービスを業界に先がけて手がけていらっしゃる点です。教育現場はもちろん、企業や家庭においても「学び」の形が多様化している中、貴社のeラーニングシステムが果たす役割は大きいと考えています。私自身、学生時代には教育学部で生涯学習について研究しており、「従来の教育スタイルだけでは限界がくる」という問題意識を持っていました。よって、貴社が掲げる『すべての人がオーダーメイドの教育を受けられる未来を』というビジョンに強く共感しています。学生時代の学びを活かしつつ、一日でも早くSEとして貴社に貢献できるよう、技術面でも自己研鑽に励みます。
(引用元:IT業界・システムエンジニア(SE)の志望動機|内定につながる志望動機の書き方(例文あり) |【エン転職】)
まとめ
新卒の自己PR文の作成は、就活の中でも最も重要なフェーズです。そして、自己PR文はその人を表す「鏡」でもあり、人間性だけでなく、入社の意欲なども採用担当者からチェックされます。
そして、自己PR文を書くときに大事なのは、先に結論から書き、その後結論に基づいた根拠や理由を述べることです。この構成によって採用担当者にインパクトを与えることができます。また、志願する業界別に複数の自己PR文を書いておくと、何か質問をされたときにもスムーズに答えることができます。
また、希望する職種によっても自己PR文の書き方やポイントに違いがあるので、情報をチェックしながら、採用担当者をひきつける「オンリーワン」の自己PR文の作成に着手してみてはいかがでしょうか。
参考
就活応援セミナー自己PRの書き方編|GUC ネットワーク大学コンソーシアム岐阜
自己PR| 東海大学課程資格教育センター静岡分室 ~教職課程~
内定を出したい学生はどんな学生? 住友商事人事担当者に聞く|早稲田ウィークリー