【国家資格】司法書士になりたい!合格へ導くおすすめのテキスト5選 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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法律を扱う専門職として人気の司法書士ですが、試験の難易度は高く、取得が難しい資格としても知られています。しかし、きちんとテキストを使って対策すれば、合格できる資格でもあります。どのように勉強をすれば合格できるのでしょうか? 今回は司法書士試験を合格へ導く、おすすめのテキストを5つご紹介します。

司法書士とは?

司法書士は法律に基づいて、さまざまな書類の作成や申請などを行います。例えば、法人登記に関する業務、裁判に関する業務、債務整理に関する業務など、その対応範囲は幅広いものとなっています。作成書類の提出先は法務局、裁判所、検察庁などであり、専門的な知識が必要な職業です。

専門的な知識が必要であるからこそ、試験の難易度が高く毎年多くの人々を悩ませます。法務省の発表によれば、2019年度に司法書士試験を受験したのは全国で13,683人。そのうち合格したのは、なんとわずか601人という結果でした。受験者全体のおよそ4%しか合格を勝ち取ることはできなかったのです。

難易度は高いものの、毎年数百人が司法書士試験に合格しているのです。対策次第では誰にでもチャンスがあるといえるでしょう。

参考

平成31年度(2019年度)司法書士試験|法務省

司法書士試験におすすめのテキスト5選

司法書士は通信教育や予備校などでも講座が用意されることが多く、講義を受けて勉強するという人もいるでしょう。一方でテキストも非常にたくさん存在しており、市販のテキストを使って合格した! という人もいます。

市販のテキストを使用する場合、どのようなものを使用すればいいのでしょうか? 今回は司法書士試験におすすめのテキストを5つご紹介します。

(1)山本浩司のautoma system(早稲田経営出版)

司法書士試験対策におすすめのテキストの1つ目は、『山本浩司のautoma system』(早稲田経営出版)シリーズです。短期合格を目標に、基礎知識を確実に理解できるよう作られています。その信頼と実績から、認知度の非常に高いシリーズとなっています。

特徴としては、話しかけるような文調で記載されていることが挙げられます。用語の解説や参考問題を交えながら着実に知識を積み重ねていくため、理解しやすいでしょう。

またシリーズは全10種で構成され、「民法」「刑法」など分野別のテキストとなっています。それぞれの分野の対策をていねいに行っていきたい! という人におすすめのテキストといえるでしょう。

(2)山本浩司のautoma systemプレミア(早稲田経営出版)

続いておすすめするのは前掲のautoma systemの別シリーズである、『山本浩司のautoma system プレミア』(早稲田経営出版)シリーズです。こちらは全8巻構成で、ひととおり司法書士試験のための基礎固めが終了している人向けのテキストです。

中・上級者向けのテキストであることから、知識の総まとめができるような内容になっています。1冊の中にまとめの問題や一問一答なども含まれており、知識を確実に身につけていくことができます。

(3)合格ゾーン 択一式 過去問題集シリーズ(東京リーガルマインド)

司法書士試験対策におすすめのテキストの3つ目は、『合格ゾーン 択一式 過去問題集』(東京リーガルマインド)のシリーズです。シリーズには分野別のテキスト、年度別の過去問題集、科目別の過去問題集など試験対策に必要なさまざまな種類の問題集が展開されています。

特に科目別の過去問題集は、全9つの分野に分かれています。2020年度版であれば、それぞれの科目ごとに過去31年分の問題が集められています。自分の苦手な科目を集中的に勉強したり、問題や自分の間違い方の傾向を知ったりすることもできるでしょう。

(4)判例六法Professional(有斐閣)

司法書士試験対策におすすめのテキストの4つ目は、『判例六法Professional』(有斐閣)です。細かな法律の知識が求められる司法書士にとって、手軽に法律を調べられるテキストは必須といえるでしょう。さらにこちらの『判例六法Professional』であれば、43件の判例付き法令も掲載されています。単なる文章としてだけでなく、生きた知識として法令を学ぶことができるでしょう。

こちらの令和2年度版は、民法の改正に伴い改正前後の内容が全文収録されています。現在の民法だけではなく改正前のものも把握することができ、違いが分かりやすくなっています。

(5)ブレークスルー(東京リーガルマインド)

司法書士試験対策におすすめのテキストの5つ目は、『ブレークスルー』(東京リーガルマインド)シリーズです。ブレークスルーシリーズは、もともと東京リーガルマインドが運営する資格取得支援のLEC東京リーガルマインドが、初学者向けに講座で使用していたテキストを要望に応えて市販化したものです。

科目別に、全12巻の構成となっています。中でも民法は「総則」「物権」「債権」と細かくテキストが分かれています。図表や用語解説、ワンポイント解説などをこまめに挟みながら、ていねいに解説されているのが特徴です。