Warning: Undefined variable $beforeIndex in /home/sekaisha/cocoiro.me/public_html/wp-content/themes/cocoirocareer/functions.php on line 1003
TOEICのスコアを履歴書に記載したいけれど、正式な書き方が分からないという方は多いのではないでしょうか。また、自分の点数が履歴書に書いたとして、アピールになるのか迷うケースもあるでしょう。そこで今回は、TOEICスコアの履歴書への書き方や、履歴書に記載できる点数の目安について詳しく解説します。
TOEICスコアの履歴書への書き方
まずは、TOEICスコアの履歴書への記入方法について見ていきましょう。
日付欄には受験日を書く
TOEICの点数は履歴書の「資格」または「免許・資格」の欄に記入します。日付の欄には、下記のようにTOEICを受験した日付を記載しましょう。
年 | 月 | 免許・資格 |
2019 | 10 | TOEIC公開テスト 730点取得 |
正式名称で記載する
前掲の表の通り、資格の欄には正式名称で「TOEIC公開テスト」と書き、その後ろに点数を記載しましょう。後述しますが、TOEICにはいくつか種類があります。「TOEIC 730点」とだけ書かれていても、それがTOEICのどの種類のスコアなのか正確に識別できないので注意してください。
IPテストのスコアの記載方法と注意点
TOEICには、IPテストというものがあります。IP(Institutional Program)テストとは、団体特別受験制度のことで、企業や学校などの団体が、社員や生徒を対象に実施します。履歴書にIPテストのスコアを記入する場合には、資格の欄に「TOEIC IPテスト」と書きましょう。
年 | 月 | 免許・資格 |
2019 | 6 | TOEIC IPテスト 730点取得 |
IPテストでは公式認定証が発行されません(※)。また、試験にTOEICのオフィシャルスタッフが立ち会うこともありません。このことから、TOEIC公開テストに比べて信頼性が低いとしてIPテストを重視しない企業もあります。IPテストしか受験したことがない場合には、スコアを履歴書に書いても差し支えないでしょう。ただし、就職を希望する企業がTOEICのスコアを重視する場合には、公開テストを受験しておくことをおすすめします。
※IPテストの点数は、スコアレポート(個人成績表)として発行されます。有効期限はありませんが、再発行は採点した年度の翌年度の4月1日から2年間に限られます。
TOEICテストの種類とスコアの記載方法
TOEICは、試験内容や難易度によって以下のように種類が分かれています。
- TOEIC® Listening & Reading Test
- TOEIC® Speaking & Writing Tests
- TOEIC Bridge® Test
受験者数が最も多いのがTOEIC®︎ Listening & Reading Testです。特に指定なくTOEICと呼ばれるときには、TOEIC®︎ Listening & Reading Testを指していると考えて問題ないでしょう。前述の通り履歴書には、資格欄に「TOEIC公開テスト 〇〇点取得」と書きます。
TOEIC®︎ Speaking & Writing Testsは、英語で書く力・話す力を測定するテストです。「TOEIC S&W」と略されることもあります。スコアはスピーキング、ライティングともに0~200点で、点数は10点刻みです。履歴書に書く場合は、公開テストと同様、正式名称で記載しますが、スピーキングとライティングそれぞれの点数ごとに分けて記載すると分かりやすいでしょう。
年 | 月 | 免許・資格 |
2019 | 10 | TOEIC スピーキング&ライティング公開テスト 320/400点取得 |
(スピーキング 170/200点、ライティング 150/200点) |
TOEIC®︎ Listening & Reading TestとTOEIC Speaking & Writing Testsの両方のスコアを持っている場合には、受験日が早い方を先に書きます。
年 | 月 | 免許・資格 |
2018 | 1 | TOEIC公開テスト 820点取得 |
2019 | 10 | TOEIC スピーキング&ライティング公開テスト 330/400点取得 |
(スピーキング150/200点、ライティング180/200点) |
TOEIC®︎ Bridge Testは、基礎的な英語力を測るテストです。小中高生や英語学習の初級者向けのテストで、TOEIC®︎ Listening & Reading Testに比べて難易度は下がります。スコアにかかわらず、英語力を大きくアピールすることにはなりません。特別な理由がない限り履歴書には記載しなくていいでしょう。
何年前のスコアまで記載できる?
TOEICスコアを持っていたとしても、受験日から時間が経ってしまっている場合は履歴書に記載していいものなのでしょうか。
前提として、TOEICスコアには有効期限は設けられていません。ですから、何年前のスコアであっても履歴書に記載することは可能です。ただし、受験日が3ヶ月前の700点と、3年前の700点で比べれば、高く評価されるのは前者になるでしょう。受験日から年月がたっていれば、英語力が落ちている可能性も考えられるからです。
とはいえ、ある程度の点数を取得しているなら、書かないよりは書いた方がアピールになります。スコアを最新のものにするために、試験対策をして再度挑戦してみるのもおすすめです。
スコアが下がった場合の対処法
以前受験したときより点数が下がってしまうということも考えられます。そのようなケースでは、あえて最新の点数を記載する必要はありません。自分の持っているスコアの中で、一番高い点数を書いて問題ないでしょう。
ただし、最高点が5、6年も前の場合には、極端に点数が下がっていないのであれば、最新のスコアを記載した方がいいかもしれません。TOEICの点数を重視する会社の採用に応募する場合には、より良い点数を取得するための対策を十分にした上で、再び受験するという選択肢もあります。
公式認定証の再発行の流れ
企業の中には、採用の際にTOEICの公式認定証(Official Score Certificate)の提出を求めるところがあります。前述の通り、TOEICスコアに有効期限はありませんが、公式認定証は試験日から2年以内のものに限り有料で再発行されます。手元に公式認定証がない場合には、再発行を依頼しましょう。
公式認定証の再発行の手続きは、受験した際の申込方法によって変わります。
TOEIC公式サイトから申し込んだ場合
- TOEIC申込サイトにログイン
- 必要事項を入力
- 手数料の支払い
- 公式認定証の再発行(手数料の支払い後、4営業日以内に発送)
コンビニ端末から申し込んだ場合
- 必要書類(再発行依頼書など)の準備
- 必要書類の送付
- 公式認定証の再発行(書類到着後、4営業日以内に発送)
公式認定証の再発行の詳細については、下記の公式サイトを参照してください。
公式認定証の再発行|【公式】TOEIC Program IIBC