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経理の仕事は、「1人で資料の数字に向かい黙々と作業を続ける」というイメージが強いですが、実際には仲間とコミュニケーションをとり、調整をする場面なども多数あります。そのため、非常に多くの能力を求められることもあるので、性格的な向き・不向きは分かりにくいでしょう。
そこで当記事では、経理に向いている・向いていない性格と特徴を具体的にご紹介します。また、気になる経理の将来性についてもご紹介していますので、ぜひご一読ください。
もくじ
経理に向いている人の性格・特徴 7つ
数字が好き
経理の実務では、伝票などに記載された数字をパソコンや電卓を使って照合する作業をします。そのため、数字が好きで照合することが好きな人が経理の仕事に向いているでしょう。
さらに、数字に「強い」のであれば、経理としての強みになります。例えば、数字に強いと「今期の売上は前期より上がっているから、この得意先に対する売掛残高も上がっているだろう」というように、数値からさまざまな事象を想像できるので、危機管理に役立ちます。数字が好きでなおかつ強いのであれば、経理には最適な人材だといえるでしょう。
コツコツと1人でこなす作業が好き
経理は、時々ミーティングや会議に参加することがあっても、基本的には1人でコツコツとこなす作業が多いです。そのため、1人で黙々と作業をするのが好きな人・苦痛に感じない人が経理に向いています。
また、外出をすることもほとんどないので、デスクワークが好きだということも大切な要素です。
周囲の人とコミュニケーションをとれる
経理は、周囲の人と円滑にコミュニケーションをとる能力も必要です。経理は1人でする作業が多いものの、周囲の人とコミュニケーションが必要になる場面も出てきます。
例えば、
- 社内の書類関係の数字が合わないとき
- 書類提出の日程確認などをするとき
上記のようなときは、他部署の人に確認する必要が出てきます。
誰かとコミュニケーションをとるときは、難しい内容であっても相手に分かりやすく伝える能力が必要です。相手に合わせて言い方を変えられる・要点だけを端的に伝えられる、といったこともできれば、経理の仕事がやりやすくなるでしょう。
会計や税法の勉強をするのが好き
実務で必要な会計・税法は毎年のように改正があるので、経理は常に勉強を続けて、会計・税法などの情報を最新にしておかなければなりません。
そのため、会計や税法などの勉強が好きな人は経理に向いています。逆に勉強が面倒・辛いと感じるのであれば、経理の仕事は辛くなってしまうかもしれません。
まじめで信頼できる
経理は、数字が会社や法律のルールにのっとっているか管理をする仕事です。そのため、まじめに規則正しくルールを守れる能力も必要です。
また、1つの問題に対して深く追求し、最後まで責任を持つという信頼性も重要です。「あの人に任せておけば大丈夫」「あの人が言っているのだから心配ない」と周囲に思ってもらえるような信頼できる人柄の人は、経理に向いているといえるでしょう。