上智大学の偏差値は？学部ごとの特色や併願候補の大学も紹介！ - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

上智大学は東京都千代田区に本部を置く私立の総合大学です。日本初のカトリック教会系の大学として1913年に設立されました。高校の進路指導や予備校などでは、最難関私大グループの一角として早稲田大学、慶應義塾大学とともに「早慶上智」と呼ばれるのが一般的です。今回は、そんな上智大学の偏差値を学部・学科別にご紹介します。各学部の特徴や上智大学と偏差値が近い併願候補の大学についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

上智大学の偏差値・難易度

上智大学のキャンパスは主に「四谷キャンパス」「目白聖母キャンパス」「石神井キャンパス」「市谷キャンパス」の4つに分かれています。四谷キャンパスを主にし、文学部、外国語学部、法学部、理工学部など全部で9つの学部が設置されています。以下、学部ごとの偏差値を一覧にしました。

※下記の偏差値は河合塾グループの「ゴートゥースクール・ドット・コム」に掲載の数字となります（2019年9月25日付）。

国際教養学部は「ゴートゥースクール・ドット・コム」の偏差値表に未掲載となっています。また、上智大学はセンター試験を採用していないため、センター試験の得点率は掲載されていません。2021年度入試より大学入学共通テストを利用した入学試験を導入予定です。

上智大学の2021年度入試については、下記の公式ページを参照してください。

2021年度一般選抜制度 ～合格のチャンスが広がる、３つの選抜方式～ （2019.7.26公表）｜ 入試案内 上智大学

続いて、上智大学の各学部の特徴や偏差値・難易度を紹介していきます。

神学部

カトリック教会系の大学である上智大学は、建学当初から「キリスト教ヒューマニズム」の精神を基盤としてきました。そんな上智大学にとって、神学部はなくてはならない学部と言えるでしょう。日本唯一のカトリック神学部でもある上智大学の神学部は、カトリック教会の司祭・聖職者・宗教科の教員の養成だけでなく、キリスト教的文化や倫理を学びたい人々すべてにその門戸が開かれています。ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語などの古典言語の教育が充実していることも特徴の1つです。

1〜2年次では、旧約聖書、新約聖書を中心にキリスト教の歴史や哲学との関わりについて学び、3年次からは以下の3つの系から選択して専門分野を深めていきます。

• 神学系
• キリスト教倫理系
• キリスト教文化系

上智大学神学部は神学科のみの構成となります。偏差値は下記の通りです。

神学部の偏差値

文学部

上智大学文学部は、哲学科、史学科、国文学科、英文学科、ドイツ文学科、フランス文学科、新聞学科の全7学科によって構成されています。少人数教育を実践しており、学生一人ひとりに対するきめ細かな指導が特徴的です。卒業論文も1年以上かけて指導が行われるなど、専門分野を深く学ぶことができます。その一方で、学部の枠を超えて人文学を横断的に受講できるプログラム「横断型人文学プログラム（ IHP）」が2015年度から実施されるなど、専門性だけでなく幅広い視野を養うことにも力を入れています。

文学部の各学科の偏差値は下記の通りです。

文学部の偏差値

総合人間科学部

上智大学総合人間科学部は、教育学科、心理学科、社会学科、社会福祉学科、看護学科の全5学科によって構成されています。これらの学問は「人間および人間が構成する社会を研究対象とする学問」と位置付けられており、それぞれの専門領域において人間社会が抱える問題の解明とその解決を目指しています。

総合人間科学部の各学科の偏差値は下記の通りです。教育学科、社会学科は偏差値67.5と非常に高い数字となっています。

総合人間科学部の偏差値