上智大学の偏差値は？学部ごとの特色や併願候補の大学も紹介！ - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

法学部

上智大学法学部は、法律学科、国際関係法学科、地域環境法学科の全3学科によって構成されています。その特色は、外国語や国際法、国際政治など、幅広い分野の教育が充実している点です。グローバルな視野に立ち、国際舞台で法的思考力や問題解決能力を発揮できる人材の育成に力を入れています。海外の大学に滞在し、現地の法学・法文化について学べる短期海外研修プログラムも開設されており、学生は長期休暇を利用して参加できます。

法学部の各学科の偏差値は下記の通りです。すべての学科で65を超えており、上智大学の中でも高偏差値の学部と言えるでしょう。

法学部の偏差値

経済学部

上智大学経済学部は、経済学科、経営学科の2学科による構成です。経済学を英語で学ぶ「経済学部・経営学英語特修プログラム 」、ビジネスの第一線で活躍する実務家が講師を務める「寄附講座・連携講座」、優秀成績者は3年間で卒業できる「早期卒業制度」など、実践的で柔軟なカリキュラムに特徴があります。経済・経営分野の研究者（教授陣）から理論を学ぶと同時に、企業へのインターンシップや実務家講座を導入することで現実を見据えた実践的な学習を可能にしています。

経済学部の各学科の偏差値は下記の通りです。

経済学部の偏差値

外国語学部

上智大学外国語学部は英語学科、ドイツ語学科、フランス語学科、イスパニア語学科、ロシア語学科、ポルトガル語学科の全6学科によって構成されています。語学として外国語を学ぶだけでなく、各言語の運用能力を養い、それを土台にすることで専門分野の体系的な学習・研究へとつなげます。2年次の秋学期からは、北米、ラテンアメリカ、アジア、ヨーロッパなどの地域研究をメインとした9つの「研究コース」から自分の関心に合わせて1つを選択し、専門的な研究を行うことになります。

外国語学部の各学科の偏差値は下記の通りです。英語学科が65〜67.5と非常に高い数値となっています。

外国語学部の偏差値

総合グローバル学部

上智大学総合グローバル学部は、総合グローバル学科のみの構成となります。学生は国際関係論と地域研究の両方を専門として学びます。国内外の企業、公共機関、国際組織など、どんな仕事の現場においても国際的な事象からの影響は避けて通れません。総合グローバル学部では、グローバルとローカルの双方向の視点を養うことで、より立体的に世界を捉えることを目指しています。

総合グローバル学科の偏差値は下記の通りです。偏差値67.5は上智大学の中でもトップレベルに位置付けられます。

総合グローバル学部の偏差値

理工学部

上智大学理工学部は、物質生命理工学科、機能創造理工学科、情報理工学科の全3学科によって構成されています。専門領域の探求にとどまらず、さまざまな分野を横断的に学べるカリキュラムになっています。文系学部と同じキャンパスであるという利点を生かし、文系と理系の垣根を越えた「文理融合型」の学習環境が整えられています。

専門分野の英語を学べる「科学技術英語」の授業が用意されているなど、国際的に活躍できる科学者養成のためのカリキュラムは、国際色豊かな上智大学ならではと言えるでしょう。教員との面談で履修科目の選択や専門への進路を相談できるなど、少人数教育体制を実現している点も特色の1つです。

理工学部の各学科の偏差値は下記の通りです。

理工学部の偏差値

国際教養学部

上智大学国際教養学部は、国際教養学科のみによって構成されています。従来の比較文化学部が2006年に改組されて新たに設立されました。幅広い教養と論理的思考力、分野横断的な発想力を養うリベラルアーツ教育を英語で実践しています。英作文や批判的思考（クリティカルシンキング）、パブリックスピーキングなどの基礎的な能力の養成に加えて、2年次の後半からは、「比較文化」「国際経営／経済学」「社会科学」の中から専門分野を選択するプログラム構成となっています。海外の大学で実績を積んだ多様なバックグラウンドを持つ教授陣が指導にあたり、多国籍企業や国際機関で活躍できる人材を養成しています。

なお、入学者選抜が書類選考で行われていることもあり、当記事で参照している「ゴートゥースクール・ドット・コム」の偏差値表には国際教養学部のみ偏差値の記載がありません。