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ノートは何のためにとるのでしょうか? 復習するため、記憶するため、理解を助けるためなど、いろいろな目的があると思います。また、ノートのとり方は目的によって異なりますが、どんなノートのとり方がいいのか知りたいものです。今回の記事では、ノートのとり方の指標の1つとして、東大生に共通してみられるノートの法則を7つご紹介します。ぜひご自身に合いそうなものを取り入れて、ノート力をアップさせるきっかけにしてください!
もくじ
東大生のノートに共通する7つの法則
ひとくくりに東大生と言っても、学部生だけで1万4千人以上の在籍者がいます。ノートもそれぞれ違うのが当然です。ただ、東大生のノートに共通していることもたくさんあります。ここでは、共通する7つの法則をご紹介します。
文頭が揃っている
多くの東大生は、復習のためにノートを使います。ノートは、見返したときに授業中に得た情報をいかにすぐ再現できるかがポイントです。まず重要なのが、文頭を揃えるということです。
ノートの中身は、ビジュアル的に矢印で言葉をつないだり、マインドマップのように言葉を広げたりするので、文字がバラバラです。ただ、本に見出しがあるように、このページには何が書かれているのかが一目で分かるように文頭を揃えています。「どんな授業か」「何について書かれているか」が分かるノートにするには、文頭を揃えた方が効率的です。
複雑な地図などはコピー
ICTを活用した授業や、印刷された地図などを活用した授業を受けたときに、図や地図をていねいにノートに写してしまいがちです。ノートをきれいにとることが目的になってしまい、本来の目的を忘れてしまっています。
この場合、図で「何が説明されているか」や地図が「何を示しているか」を理解することが大切なポイントです。すぐに再現できないような図や地図は、あとでコピーを貼れば大丈夫です。先生に頼んで印刷してもらってもいいですし、出典を先生に確認して自分で調べて印刷してもいいでしょう。
余白をとっている
先生が黒板に書いた内容をノートに写すときに、東大生の多くは余白をとります。なぜなら、黒板の内容だけでなく、補足として話した内容や自分なりに理解するときに必要な言葉や矢印などの記号を書き加えるからです。
整然と黒板の通りにノートをとるのではなく、授業の内容を自分なりにカスタマイズしてノートを作っているのです。だからこそ、あとで見返したときに自分にとって理解しやすい内容になっていて、すぐに授業の内容を復習することができます。
先生の余談も記録している
授業中に先生が本題から脱線して余談をする場合があります。授業の内容は覚えていなくても余談は覚えているという経験はないでしょうか? 記憶は、感情が動いているときに残りやすくなります。余談が興味深いものやおもしろいものであれば記憶に残ります。その余談をノートに記録することで、先生が授業中にどんなことを話していたのかを思い出すことができます。
余談を記録するのは無駄なようですが、しばらくしてから授業内容を思い出すためのカギとなります。
(参照元:【中高生必見】ノートの取り方を東大生が教えます!|YouTube)