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機動隊の特殊部隊として活躍するSATは、その存在が公になってからは訓練の様子が公開されたりもしていますので、警察関係者でなくても目や耳にする機会が増えてきました。とはいえ、SATには誰でもなれるのか、どうすればなれるのかなど、まだまだ知らないことも多いのではないでしょうか。
この記事ではSATという職業について解説していきます。将来の職業選択の一つとしてSATが気になっている方はもちろん、SAT職員にあこがれを持っているという方もぜひご一読ください。
SATになるには?
「SAT」と書いて「サット」と呼ばれていますが、ハイジャックや立てこもりなどの危険度の高い緊急事態の際に出動する特殊部隊だというイメージは、誰もが持っていることでしょう。SATとは何の略で、どのような集団なのでしょうか。
SATとは機動隊の特殊部隊のこと
SATとは「Special Assault Team」の略で、直訳すると「特殊急襲部隊」という呼び名になりますが、警察における正式名称としては「特殊部隊」とされています。機動隊員の中でも、特に優秀な隊員が特別な試験と訓練を受けて、SATになることができます。
どんな仕事をするの?
SAT隊員の任務は、重大警備事件における事態の制圧であり、一般的な事件の際に出動することはありません。その任務の目的は犯人の確保ではなく事態の制圧であるため、防具や盾をはじめ、爆薬などの強力な火器も装備します。
航空機のハイジャックや立てこもりなど、鉄砲や爆発物を使用した人質事件や誘拐事件、爆発事故や列車事故など、多数の死者の発生も可能性として考えられる大規模な事件や事故などを制圧するのが主な仕事です。
SITとの違い
SATと似たような部隊にSITがありますが、SITは「特殊捜査班」と呼ばれるもの。誘拐事件の捜査や人質立てこもり事件などに対応し、人質を救出したり犯人を検挙したりするのが主な任務です。
SATは主に政治色の強い事件を担当しますが、SITはそれ以外の特殊犯罪を担当します。SATは事件の制圧を目的とし、SITは人質救出と犯人検挙を目的としているのが違う点です。
参考
SATとSITの違いについて|警察官を目指す人を応援するサイト警察官になるには