老後の生活費はいくらかかる?内訳と老後資金を準備する方法を解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


Warning: Undefined variable $beforeIndex in /home/sekaisha/cocoiro.me/public_html/wp-content/themes/cocoirocareer/functions.php on line 1003

子供を育てる親御さん世代の関心事の一つに、老後の生活費もあるでしょう。老後を迎えて、いくらぐらいの生活費が必要なのか、年金はどの程度受け取れるのか、年金でまかなえない額をどう準備していけばいいのかを、今回ご紹介します。

老後にかかる生活費をシミュレーション!

どのくらい老後の生活費がかかるのか、シミュレーションできるツールもあります。ご自身の希望する生活水準に合わせた具体的な生活費を算出したい方は活用してみてください。

参考

【老後の生活費(夫婦)】かんたんシミュレーション | 生活費.com

平均的な老後の生活費は月14~22万円?

独身で持ち家の場合

総務省「家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)」によると、60歳以上の単身世帯の消費支出は、月々14万8,358円。支出の内訳は、住居費1万5,372円、食費3万6,604円、光熱費1万2,928円、家事用品費6,195円、被服費4,341円、交通・通信費1万4,370円、教養娯楽費1万7,546円、交際費1万8,232円、その他2万2,770円となっています。

持ち家率は、80.4%となっているため、賃貸住まいの場合には、プラス3~5万円を見積もっておいたほうがいいでしょう。

参考

家計調査報告(家計収支編)平成29年(2017年)|総務省統計局

夫婦で持ち家の場合

2017年の「世帯属性別の家計収支(二人以上の世帯)」の「高齢無職世帯のうち高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上,妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)」では、消費支出は約22万円です。支出の内訳は、住居費1万3,657円、食費6万4,520円、光熱費1万9,309円、家事用品費9,419円、被服費6,593円、交通・通信費2万7,550円、教養娯楽費2万4,960円、交際費2万7,315円、その他2万6,609円となっています。

ゆとりのある老後の生活費は月34万円!

ゆとりある老後生活を送るためには、日常生活で最低限必要な生活費以外に平均で12万8,000円、1ヶ月あたり平均34万9,000円が必要になってくるようです。

平成28年度の生命保険文化センター「生活保障に関する調査」によれば、ゆとりある老後の生活費の回答は、「30~35万円未満」が21.8%、「50万円以上」が13.5%、「25~30万円未満」が12.3%といった内訳になっています。老後のゆとりのための上乗せ額の使途は、「旅行やレジャー」「身内とのつきあい」「趣味や教養」「日常生活費の充実」「耐久消費財の買い替え」などが上位に挙がっています。

参考

「生活保障に関する調査」|公益財団法人 生命保険文化センター