合格を勝ち取るために!英検準1級の合格点と勉強法について - cocoiro career (ココイロ・キャリア)


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英検準1級の合格を目指すときに、気になるのは合格点です。まずは、自分の現在地と合格点のギャップを把握しながら試験日までに必要な対策を進めていきましょう。現在の英検準1級では、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの「総合力」が合格するために必須です。今回は、合格点や各ジャンルの勉強法などについてご紹介します。

英検準1級の合格点

2016年以降、英語技能検定の評価方法が変更されました。2015年度までは、配点に偏りがあり、不得意な問題を得意な問題でカバーできる可能性がありました。しかし、2016年度の変更後は、リーディング、リスニング、ライティングの配点が均等になったため、技能のバランスが求められます。公式ホームページによれば、各技能の正答率が7割ほどであれば合格しているようです。

英検準1級の問題

英検準1級に合格を目指す上で、出題内容を把握しておくことは重要です。英検準1級の出題内容は次のとおりです。

  • リーディング

短文の語句空所補充、長文の語句空所補充、長文の内容一致選択

  • ライティング

英作文(内容・構成・語彙・文法で評価)

  • リスニング

会話の内容一致選択、文の内容一致選択、「Real-life形式」の内容一致選択

二次試験では、下記の内容が出題されます。

  • スピーキング(1対1の面接形式)

自由会話、ナレーション、受験者自身の意見を問う質問(イラスト、カード、社会的テーマ)

二次試験では、応答の内容や発音、語彙、文法、情報量、コミュニケーションへの積極性などが評価されます。

合格のための勉強法と回答のポイント

単語・熟語

英検準1級の頻出単語は、日常会話よりも社会性の高い語彙をメインにしています。例えば、eliminate(~を除去する)、congestion(混雑)、cynical(皮肉な)など。語句空所補充は、25問中約20問が単語の知識を求める問題。文法知識だけでなく、語彙力を養わなければなりません。名詞や形容詞、動詞、副詞などがバランス良く出題されています。

英検準1級の語彙力を身につけるには、社会性の高いジャンルを含め、幅広く英文に触れることが大事です。ネイティブ向けのニュース記事などを積極的に読んでみましょう。「The Japan Times」「The Daily Yomiuri」は、日本の出来事を取り上げた新聞。内容を理解しやすいはずです。準1級レベルの単語集も並行して使えば、より語彙力を高めることができるでしょう。覚える際には、話す、聞く、書くといった五感と合わせて進めると、記憶に残りやすくなります。

熟語では、日常生活や社会性のあるテーマで使われる語彙を問題のメインにしています。熟語は、参考書を使った学習法がおすすめです。熟語で登場する各単語の意味をチェックして、熟語の意味を連想できるようにしましょう。例文を読んで、シチュエーションと合わせて覚えておくとより効果的です。単語から熟語をイメージできる訓練をしておけば、長文読解で分からない熟語があった場合にも役立つでしょう。