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大学受験の科目に生物がある場合、比較的暗記の要素もありますから、親としてはできるだけ効果的に暗記をして得点を稼いでほしいと思うものです。ただし、普段生活していて知ることができる程度の中学クラスの生物に比べて、既に親が教えられるレベルではありません。子供が自分で自習をする場合は親だけの力を借りるのではなく、問題集や参考書を利用するのがもっともベターと言えるでしょう。
問題集は多くの出版社からさまざまな内容のものが発売されています。ただ、書店に足を運んでもいったい何を買って勉強していいのか、悩むことも多いのではないでしょうか?
この記事ではレベルことにまとめた問題集をご紹介します。自分のレベルや目的に合った問題集を選ぶために、親も子供もぜひ参考にしてください。
基礎レベルの生物問題集
生物を基礎から学びたい、生物そのものが苦手という人におすすめしたい問題集をまずは4冊ご紹介します。
生物基本徹底48 (駿台受験シリーズ)
生物の基礎的な問題を集めた1冊。暗記が済んだ人が状況をチェックするのにおすすめな問題集です。実際に問題が解けるのか、計算問題はどうかなど勉強のレベルを量ってみるのに利用したり、全体的に知識のチェックをすることができます。生物の入試で頻繁に出題される問題も掲載されているので、基礎の仕上げに利用してください。
セミナー生物基礎+生物(第一学習社)
これから生物に関する勉強を始めようという人におすすめの問題集です。この問題集は学校で採用されていることも多い一冊で、ある程度学習を進めている人であればなじみがあるかもしれません。基礎からセンター試験の対策まで、幅広く網羅できます。多くの問題が掲載されているので、問題数をこなしたい人にはぜひ取り組んでもらいたい問題集です。
よくわかる生物基礎+生物【新課程】(学研教育出版)
難易度はあまり高くありませんが、初学者にとってはとっつきやすく、全体的に見やすくまとまっている問題集と言えます。理系で生物を選択している人や、生物の分野をしっかりと学びたい人におすすめの問題集と言えるでしょう。問題演習で理解度を確認することができますから、自分が今どのレベルにあるのか、具体的にどの分野克服しなければいけないのかを、きちんと把握することができます。
田部の生物基礎をはじめからていねいに(ナガセ)
この問題集の特徴は、生物の基礎分野を分かりやすく、かつ徹底的に解説している点です。イラストや多く、なじみのある言葉を使って説明されているので、堅苦しい表現が苦手な子供や、生物をこれから学ぼうという人におすすめしたい一冊です。センター試験の生物分野をきちんと網羅している問題集ですから、センター試験対策にもぜひ使ってみてください。