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毎年10月に行われるドラフト会議の日はプロ野球選手になる人にとってはものすごく大事な一日。プロ野球選手になるには、このドラフト会議で指名されるよう、何年も練習を積み重ねなければいけません。
当記事ではプロ野球選手になる方法、1年のスケジュール、適性や引退後の生活をご紹介します。
もくじ
プロ野球選手の仕事内容
プロ野球選手はずっと野球の試合をしているというイメージを持つ人も多いですが、それ以外にも準備やファンサービスなどを行い、1年中何かしらの活動をしています。
2月から3月まではキャンプで練習
2月1日になるとチームでの練習が解禁となり、ニュースや新聞などでキャンプの情報が流れていますね。3月初めころまでの1ヶ月間、チームで沖縄や海外などに向かい、ペナントレースへ向けて練習や調整を行います。
2月のはじめごろは主に基礎体力トレーニングを行います。ランニングやストレッチ、キャッチボールやノックを行っている姿はテレビでも見たことがあるでしょう。
徐々に体がほぐれてきた中旬ころから下旬にかけて、長距離ランニングや打撃、投球、守備など実践に近い練習を行っていきます。紅白戦や他チームとの練習試合も行っています。
キャンプ終盤になってくると、オープン戦と呼ばれるペナントレースの前に行われる非公式試合で現段階の実力を披露します。この試合内容で開幕戦の良し悪しが決まってくるので、とても大事な試合となっています。
3月下旬から10月までペナントレース
3月下旬からいよいよペナントレースが開幕します。6月に行われるセ・パ交流戦、7月に行われるオールスターゲームを除くリーグ内対戦がおよそ125試合あります。これらの試合を10月上旬ごろまでにこなしていきます。
10月中旬からはポストシーズンと呼ばれる時期に突入。セ・パ両リーグの上位3チームが日本シリーズへの出場をかけて争います。これをクライマックスシリーズと呼びます。そしてクライマックスシリーズを勝ち残った両リーグ1位のチームが日本一をかけて争います。これを日本シリーズと呼びます。
この日本シリーズ終了をもって、長かったシーズンが終了します。
(参照元:セ・パ公式戦|日本野球機構)
11月は大事な契約更改
シーズンが終わったのもつかの間、自分の一年の評価ともいえる契約更改が行われます。プロ野球選手の給料は年俸制で、この契約更改で来年の契約の有無が伝えられ、給料が提示されます。
年俸額はたいていの場合その年の活躍が加味され、勝ちに貢献すればアップ、故障などで1軍の試合に出られなかった場合はダウンします。
また、この時期はFA宣言でメジャー挑戦を表明する選手や他球団へ移籍する選手もいます。
12月から1月はシーズンオフ、でも……
12月に入れば、いったんシーズンオフとなります。しかし選手の多くはこの時期にファンサービスやテレビ出演などで大忙し。特にテレビ放送される、全球団による「大運動会」は多くのファンに喜ばれています。また球団別にもファン感謝祭が行われ、選手は日ごろの応援への感謝を示し、来年へのエネルギーも得ます。
プロ野球選手になるには?
ここまでプロ野球選手のスケジュールについて紹介しましたが、実際にプロ野球選手になるにはどうしたらよいかをご紹介します。プロ野球選手になるには2つの方法があります。
ドラフト会議で指名される
プロ野球界に入るには、10月下旬に行われるドラフト会議で各球団から指名される必要があります。各球団にスカウトマンがおり、日々全国の高校や大学の野球部をチェックしています。有望選手がいればすぐにスカウトマンの目に留まります。
これが指名への大事な一歩となります。
野球の名門高校の野球部であれば、新入生が入学するとすぐにチェックされます。この名門高校に進学するのもスカウトの目に留まる方法の一つともいえます。また名門高校ではなくても高校野球へ出場して活躍したり、足が速い、肩が強い、長距離ヒットが打てるなど、飛びぬけた素質があれば間違いなくチェックされます。
また、高校で活躍できなくても、大学でさらに鍛えて活躍すれば高校生と同じくスカウトの目に留まることがあります。
プロテストを受ける
スカウトマンは常に選手をチェックしていますが、それでも注目されず埋もれてしまっている場合があります。そこで各球団は入団テストといわれるものを実施しています。このテストは自己推薦で受けることができ、合格するとドラフトで指名され入団することができます。
各球団によって応募資格、プロテストの内容には違いがあります。ただ合格率は極めて低く、合格者を出さないという年もあります。