プロ野球選手になるには?仕事内容や引退後の生活について紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 3

プロ野球選手の年収

プロ野球選手の平均年収は1395万円となっています。しかし、プロ野球選手の年俸は実力により大きく変動します。成績上位選手の年俸は1億円を超え、一軍に在籍していれば最低年俸が1,500万円であるのに対し、二軍選手を含む支配下選手の最低年俸は440万円、育成選手の最低年俸保証は240万円となっています。プロ野球界は、やはり実力主義のとても厳しい世界になります。

参考
プロ野球選手の給料年収や手取り・年俸ランキングや引退後を解説! | 給料BANK

引退後の生活について

どんな有名選手であっても、戦力外通告を受けたり、ケガや年齢によって現役を引退する日が必ず来ます。ずっと現役続行しようと模索する選手もいますが、それでもかなわず引退してしまう選手もいます。引退した選手はその後いったいどんな道を進んでいるのかご紹介します。

解説者、コーチになる

報道番組のスポーツコーナーで解説や評論をしている元選手をよく見るものです。しかし、テレビ番組への出演は人気や実績のある選手でないと難しいようです。
また、引退後そのままチームのコーチや監督になる選手もいます。若い選手に向けて教える適性が求められますが、選手時代のチームへの貢献度や実績も考慮されるでしょう。誰でもなれるわけではありません。

裏方や、球団のフロントになる

お世話になった球団の裏方さんや球団フロントになる選手もいます。打撃投手やブルペン捕手、スカウトやスコアラーなどよく聞く仕事もあれば、広報や営業など会社員のような仕事もあります。

斡旋や人脈をたどって再就職

人脈をたどったり、職業を斡旋してもらったりして再就職する選手がほとんどのようです。地元に戻って仕事を紹介してもらったり、親族の会社に勤めたりする人もいます。
最近では球団の方から再就職先を斡旋してもらえるケースも多いようです。戦力外通告を受けたとしても、球団との縁が必ずしも切れるわけではないようです。

おわりに

憧れの野球選手への道は決して簡単ではなく、選手になってからも、選手をやめてからも大変な道のりです。それでもなりたいと思わせる魅力的な職業ではあります。
プロ野球選手を目指す人はその道筋をしっかり描くことができ、何事にも負けない強い心をもった人が向いている職業だと言えるでしょう。

参考
日本野球機構|日本野球機構
24歳でプロ野球をクビになった男が見た真実|東洋経済新聞社
プロ野球選手の仕事|キャリアガーデン
プロ野球選手の戦力外その後。引退後の再就職先は意外と多い?|2018野球のメディア-最近はドラマ動画の感想メイン?

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cocoiro編集部

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