企業の選考形式の1つとしてグループディスカッションがあります。グループディスカッションでは4人以上のグループで1つのテーマについて論じ、グループ内の結論を発表しますが、グループディスカッションにはさまざまなテーマが出題されます。今回は、その中でも課題解決型テーマの主な例やポイントについて紹介します。
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もくじ
グループディスカッションの課題解決型テーマについて
就職活動や転職活動では、グループディスカッションの対策をする必要があります。グループディスカッションで企業から評価を得るためには、過去にどのようなテーマが出題されているか理解する必要があります。同じ問題が出題されることはないかもしれませんが、志望している企業の評価ポイントや重要視しているポイントを理解するためにも、テーマの傾向について理解することは大切です。
グループディスカッションには、主に自由討論形式・ディベート形式・資料分析形式・課題解決型があります。ここでは、課題解決型のテーマ例やポイントについて紹介します。
グループディスカッションとは?
グループディスカッションは、多くの企業が採用している選考方式の1つです。一般的には、1次面接や2次面接などでグループディスカッションを行うことが多いといいます。グループディスカッションは、その名のとおり、グループになって討論を行います。制限時間内に与えられたテーマについて話し合い、グループ内で結論を出して最後に発表をします。
グループディスカッションのテーマは、会社によって異なります。事業内容に関連するテーマについて論じることもあれば、「良い社会の在り方」など、抽象的なテーマについて論じることもあります。
課題解決型テーマとは?
グループディスカッションのテーマの1つ、課題解決型テーマとは、具体的にどのようなテーマがあるのでしょうか。課題解決型とは、その名のとおりグループに課題が与えられます。課題解決型テーマは、抽象的な課題がテーマとなることが多いといいます。そのため、まずは課題の要因について考え、テーマを具体的に定義してから論じることが必要です。議論を進めながら課題を浮き彫りにし、問題を解決する方法について考えていきます。
課題解決型テーマの例
それでは、具体的な課題解決型のテーマ例について紹介します。以下のようなテーマがグループに出され、課題を解決するために議論をしていきます。
- コンビニの売上を2倍に伸ばすための案を考えてください
- CM以外の広告手段を考えてください
- 10年後の新しい放送サービスを考えて提案してください
- 自社のインフラを活用した新規事業を考えてください
- 百貨店での売上を伸ばす方法を考えてください
- 類似系列店が出店されたら、どう対抗しますか?
- 社員の満足度を上げる施策を考えてください
- AIを使った新規事業を考えてください
- 人口減少に対する施策を考えてください
- 選挙の投票率を上げる方法を3つ提案してください
志望先の企業の事業内容に基づいた課題解決型テーマもあれば、温暖化や人口減少など、環境問題や社会問題に関するテーマが出題されることもあるようです。
課題解決型テーマで注意すべきこと
課題解決型テーマで注意すべきことは、理由付けが必要になる点です。課題を解決するために必要な方法は、なぜその方法が有効になるのか、必ず理由付けが求められます。資料などをもとに、理論に基づいた結論を導き出すことを意識しましょう。
また、抽象的なテーマの場合は、大企業とはどのような基準の企業のことを指すのか、コンビニとは、どの地域や場所にあるコンビニなのかなど、定義付けをすることが大切です。定義が定まらなければ、その後の話し合いがまとまらなくなってしまいます。
大きなテーマに取り組む場合は、まずは課題に関係する要因を分析して定義付けをし、理想の目標を明確にしてから現在の状況と比較をし、戦略や具体策を考えていきましょう。