通信制高校への編入の方法・時期・条件などを解説!転入との違いは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

通信制高校に編入するメリット

通信制高校へ編入・転入する子供の数は増加する傾向にあります。ここでは、全日制高校から通信制高校に編入するメリットについてご紹介しましょう。

自分のペースで学習できる

ほとんどの通信制高校が単位制を導入しており、1年間に学習すべき単位・時間数などが決まっていません。1年間でどれだけ学習するかは、生徒次第です。ですので、自分に合ったペースで授業を履修し、卒業を目指すことが可能です。

不登校の生徒でも通いやすい

通信制高校には、不登校で全日制高校などに毎日通うことができなかった生徒も多くいます。通信制高校は、年間スクリーニングとして授業に行くことはあっても、学校にいく日数は全日制高校と比べてはるかに少ないのが特徴です。不登校の生徒でも、ストレスなく学習に取り組める環境と言えるでしょう。

趣味や仕事などと両立できる

通信制高校は、自分で自由にカリキュラムを組むことができるので、趣味や仕事などと両立しやすいです。実際、仕事をしながら通信制高校で学習をしている人も多くいます。仕事をしていなくても、空いている時間にアルバイトや大学受験の勉強などをすることができます。

全日制高校と同じ高校卒業資格を取得

通信制高校を卒業すると、全日制高校と同じように高校卒業の資格を得ることができます。通信制高校の学習内容は、全日制高校と比べると比較的簡単なことが多いのですが、社会に出ればどちらの卒業資格も違いはありません。卒業後に進学を希望する人は、大学や専門学校への受験資格を得ることももちろん可能です。

まとめ

通信制高校に編入・転入する方法などについてご紹介しました。全日制高校から通信制高校への編入を希望する理由はさまざまです。通信制高校では、なんらかの理由で学校へ行けなくなった子供でも自分のペースで高校卒業を目指すことができます。単位の引き継ぎなどもできますので、興味のあるご家庭は、ぜひ子供の進路の選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

参考

定時制・通信制課程について|文部科学省

通信制高校の入学・転入・編入の条件|通信制高校ナビ

転入・編入で卒業に必要な単位と期間の調べ方|ズバット通信制高校比較

通信制高校のメリット・デメリット、全日制・定時制との違いも徹底比較!ズバット通信制高校比較

通信制高校への転入(編入)理由は不登校が多い!?全日制から通信制への転入メリットとは?|通信制高校広場

この記事をかいた人

shokole

ライター・英語講師・翻訳者。英検1級、TOEIC980点。英文科を卒業後、すぐに結婚。移住したアメリカで、日本とアメリカの子育ての違いに興味を持ち、現地の大学で幼児教育を学ぶ。6年のアメリカ生活を経て、帰国後に英会話教室をスタート。現在は英語講師のほか、翻訳や論文の英語チェックなどにも従事。ライターとては、英語学習や教育関連の記事を中心に執筆。キッチンで料理するのが毎日の癒し。6人の子供の母。