記憶力をアップさせるクラシック音楽
記憶力をアップさせたいときは、クラシック音楽がいいといわれています。音楽にもいろんな種類があり、それぞれにテンポや曲調は違います。クラシックは記憶力アップに役立つ要素がたくさんあります。
1分間60拍程度のテンポ
多少の違いはありますが、クラシック音楽は1分間に60拍程度のテンポが多いです。記憶力アップには1分間に60~64拍の音楽がいいとされています。クラシック音楽ならほとんどの曲がこの条件に当てはまります。
歌が入っていないもの
何かに集中したいとき、心地いい音楽が流れていると集中力が高まります。しかしここに歌詞が入ると、歌詞に気を取られがちです。せっかく集中しようとしているところに歌詞があると、脳を使う部分も増えるので集中力が下がり、その結果記憶力にも影響します。クラシック音楽は歌詞がないので気を取られないのです。
モーツァルトの楽曲
記憶力アップにはクラシック音楽が最適ということが分かりました。しかしクラシック音楽だけでも数え切れないほどの曲数です。どうやって選べばいいのでしょうか?
おすすめはモーツァルトです。クラシック音楽では有名ですが、モーツァルトの曲は1分間に60~64拍のバロック調の曲が多く、実際に曲を聴いて知能指数(IQ)が上がったという研究報告もあります。
記憶力アップが期待できるクラシック楽曲集3選
子供の記憶力アップにクラシック音楽を聴かせるにあたり、おすすめの3曲をご紹介します。大人にも効果があるので、親子で聴いてみてはいかがでしょうか。
モーツァルト ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第1楽章 他
モーツァルトの曲のなかでも、記憶力アップに役立つことで知られています。実際にこの曲を聴いて記憶力がアップしたと実感している人もたくさんいます。時々力強いところもありますが、全体的にとても心地いいテンポで不思議とリラックスできます。
子供でもBGM代わりに流しておけば、自然と耳に入るので抵抗なく聴けるでしょう。聴くなら大音量よりは、邪魔にならない程度の音量で自然に耳に入ってくるようにするのがおすすめです。全部で37曲あるので、お気に入りを見つけてもいいかもしれません。
モーツァルト ウィーンのソナチネ 第1番 第4楽章 ほか
聴くと頭が良くなるといわれる有名な曲です。いくつか曲がありますが、この曲を聴きながら勉強し東京大学に合格した人がおすすめしているので説得力があります。ウィーンのソナチネ 第1番 第4楽章のほかには、 ロンド ニ長調 K.485、ピアノソナタなど、どれも耳に優しく心地いいのでリラックスできます。
ショパン スケルツオ第2番 ほか
3部構成でそれぞれにいろんな作曲家の音楽があります。ショパンやヘンデル、チャイコフスキーなど有名な作曲家のピアノ曲を厳選しています。モーツァルトの曲もあるので、お気に入りを見つけてそれを聴いてもいいでしょう。子供にも優しい音色は脳にいい刺激となってくれます。
何かをしているときにBGMとして流すだけで、記憶力の向上に役立つといわれています。かなり長いので家にいるときや、絵本を読んでいるときなどいつでも聴ける状態にしておくのがおすすめです。
まとめ:クラシック音楽で記憶力アップにつなげよう!
子供が小さい頃から音楽を聴かせると、記憶力がアップするといわれています。音楽にも種類はありますが、おすすめはクラシックです。静かでテンポがいい音楽は、子供の耳にもスムーズに入っていきますし脳にもいい刺激を与えてくれます。リラックス効果も期待できるので、ぜひ子供に聞かせてあげてください。