志望校に落ちた……中学受験の失敗原因と受験失敗後のフォロー ( 2 )

中学受験に失敗……落ち込む子供に親ができること

どんなに頑張っても100%成功するという保証がない中学受験。常に成績上位にいる子供であっても、本番で失敗してしまうことがあります。希望する学校に入れなかった子、受験校全て落ちてしまう子。そんな中学受験に失敗して落ち込む我が子に親ができることはどんなことでしょうか。

合否に一喜一憂しない!普段通りの生活を送る

中学受験は2月1~5日の短期間でほとんど全ての学校の入試日程が終了し、合否が確定します。近年インターネットでの合格発表が行われるようになったため、早いと試験当日の夜には合否の結果を知ることになります。つまり、翌日の試験を控えて緊張状態にある中で合否判定を見なければならないのです。

そのため、受験期間中の合否発表は第1志望校の合格が決まるまでは、一喜一憂するのは避けましょう。合否に一喜一憂すると、不合格である場合は精神的不安になる当然ですが、合格の場合でも第1志望校の本番で油断してしまう可能性があります。

受験生が入試本番で本領発揮するために、親御さんは平常心を保ち、普段通りの生活を心がけるようにしましょう。

人生に無駄はない!努力したことを認めて褒める

不合格になった場合、子供は「人生が終わった」と思い込んでしまいます。3年間さまざまなことを我慢し、周囲の遊んでいる友達を横目に一心不乱で勉強に励んできたので、その努力が報われなかったことに絶望してしまうのです。

しかし、人生に無駄なことは何一つないのです。チャレンジしたことで自分の限界を知ることができます。自分の勉強の仕方はライバルに比べて、何が悪かったのかを考えるきっかけになります。そして、失敗することで、他者の失敗に対しても寛容になることができます。

失敗することを恐れて努力をしないよりも、チャレンジしようと努力した姿こそが尊い、ということを子供に伝えましょう。

リベンジの機会はある!次の目標を一緒に考える

中学受験に失敗しても、人生は相変わらず続いていきます。周囲を見回してみましょう。中学受験で合格することだけが人生の生きる道ではないことが分かります。

世の中で活躍している著名人たちが全員中学受験を経験しているのではありません。みなさんがそれぞれの人生を紆余曲折しながら成功をつかんでいるのです。つまり、中学受験に成功することが人生の成功と言えるわけでもないのです。

子供は長い人生の中で今後何度もターニングポイントを迎えることになります。自分が幸せになるチャンスはたくさんめぐってくるのです。そのとき、中学受験で失敗した経験がバネとなり大成功を勝ち取ることも考えられます。

そのため、中学受験で失敗し落ち込んで何もやる気が起きない子供には、長い将来に視点を向けてあげましょう。12歳になると自分の興味があるものないものがはっきりしてきます。受験勉強以外でやってみたかったことをチャレンジしたり、新たな目標を決めるのもいいでしょう。

まとめ

2019年の首都圏国立・私立中高一貫校受験者は、小学校卒業予定者全体の約16%と言われています。

受験生の多い小学校もありますが、受験生の少ない小学校に通う子供のほうが多いのが現状です。周囲の子供は遊んでいる中、必死に勉強に向かってきた3年間。中学受験を何度もやめたいと思っても続けてきた子供が素晴らしいと思いませんか。

頑張った分、合格してほしい。

当記事が、今、中学受験勉強を頑張っている我が子をサポートする親御さんの参考になればと思います。

参考

中学受験に失敗してしまう原因とは?親がやるべき事・やってはいけない事(2019.2.22)|湘南ゼミナール

中学受験 賢い家庭はやっている 模試の活かし方(2017.10.16)|日経DUAL

2019年 第4回合不合判定テスト その1 受験校選定にあたって|四谷大塚、P2

中学受験で「子供を潰す」母親の特徴 家庭崩壊に行き着く悲劇も(2017.3.18)|SankeiBiz

「こんな偏差値、本当に俺の子か?」中学受験生の母が、“無理解な夫”との離婚を決めたワケ(2018.5.27)|サイゾーウーマン

【5360202】中学受験が大失敗に終わりました(2019.8.18)|インターエデュ

親が熱心なほど中学受験で不合格になる訳(2019.6.29)|PRESIDENT Online

中学受験で教育虐待しやすい親の2つの特徴(2018.12.7)|東洋経済Online

入試前の体調管理(2019.1.15)|中学受験プロ講師ブログ

【調査データ】受験生の親が一番気になる体調管理アイテムは?通塾実態・お弁当作りも(2019.1.11)|中学受験!知識ゼロから合格へ

「中学受験で全落ち」した親と子に必要なこと(2018.3.8)|東洋経済Online

不合格で得るもの(2017.2.6)|悩める子育て

中学受験失敗から「早慶合格」した子のリベンジ(2019.2.21)|東洋経済Online

中学受験で”全落ち”した母子の「最終出口」(2018.11.20)|東洋経済Online

中学受験人口増加にみる、中学時代に考えておくべきこと|ベネッセ教育情報サイト

この記事をかいた人

Ginamy

慶應義塾大学経済学部卒業。日商簿記検定2級・医科2級医療事務の資格保有。経理・一般事務を経験し、結婚を機に家庭に入る。3人の男の子のママライター。自身が中学・高校・大学・資格試験の受験を経験。育児・教育・書籍に関心。趣味は整理整頓・おしゃべり・K-POP・読書。地元少年野球部に参加する息子達を夫婦でサポート。子供の夢を叶えるべく、進学塾の通信講座受講での中学受験を目指し、家庭学習を支える。息子達がいてくれるからこその青春と感動と苦悩に感謝!