親が読みたい中学校受験の道しるべ本!子供に読ませたい本もご紹介 - cocoiro(ココイロ) - Page 2

中学校受験国語対策!子供に読ませたい小説一覧

2019年12月3日に公表された国際学習到達度調査(PISA)で、日本の高校生の読解力が低下していることが明らかになりました。読書力の低下の原因として、子供たちの活字離れや読書習慣の減少が懸念されています。

参考

PISA調査 日本の読解力低迷、読書習慣の減少も影響か(2019.12.3)|産経新聞

中学校受験においても読解力は非常に重要視されており、入試においては国語だけでなく、算数・理科・社会の全ての科目において読解力が試される長文問題が多く出されます。そのため、読解力が入試の合否を左右するとも言えることから、小さな頃から読解力を鍛える習慣をつけておくのがおすすめです。

小学生が読解力を鍛えるのに最適なジャンルは、小説です。登場人物の感情や情景を思い浮かべることで、興味を持って読解力を身につけることができます。

そこで、中学校受験の国語で出やすい小説の傾向をご説明した上で、中学校受験に出る可能性のある小説家をご紹介します。

中学校受験の国語に出やすい小説の傾向

中学校受験の国語に出やすい小説には5つの特徴があります。

  1. 登場人物の成長物語
  2. 行事や部活、スポーツなどが題材
  3. 短編集
  4. 注目の若手作家の作品
  5. 国語の問題作成に定評がある学校で出題された作品

そのため、上記5つのうち一つでも特徴が当てはまる児童小説を選んで読むようにするのがおすすめです。

また、よく入試に出題される小説家の複数の作品を読むという「作家読み」もいいでしょう。中学校受験によく出題される作品を書く小説家は、文章が小学生に読みやすく、かつ作風が私立中学校の教員に好まれる傾向があります。そのため、一度出題されたことのある作家の新作が新年度入試問題として出されることがあるので、ぜひチェックしておきましょう。

【2020年度】中学校受験に出る可能性のある小説家まとめ

中学校受験に出る可能性のある作品を書く小説家を下記参考サイトから列挙してみました。あいうえお順にならべましたので、子供の読解力を高める小説選びの参考にしてください。

  • 朝井リョウ(あさい・リョウ)
  • あさのあつこ
  • 伊坂幸太郎(いさか・こうたろう)
  • 乾ルカ(いぬいルカ)
  • 江國香織(えくに・かおり)
  • 榎本博明(えのもと・ひろあき)
  • 小川智子(おがわ・ともこ)
  • 小川洋子(おがわ・ようこ)
  • 川端裕人(かわばた・ひろと)
  • 草野たき(くさの・たき)
  • 小嶋陽太郎(こじま・ようたろう)
  • 小林康夫(こばやし・やすお)
  • こまつあやこ
  • 坂井健雄(さかい・たつお)
  • 阪口正博(さかぐち・まさひろ)
  • 佐川光晴(さがわ・みつはる)
  • 重松清(しげまつ・きよし)
  • 清水真砂子(しみず・まさこ)
  • 瀬尾まいこ(せお・まいこ)
  • 高森美由紀(たかもり・みゆき)
  • 梨木香歩(なしき・かほ)
  • 深緑野分(ふかみどり・のわき)
  • まはら三桃(まはら・みと)
  • 森絵都(もり・えと)
  • 宮下奈都(みやした・なつ)
  • 八束澄子(やつか・すみこ)
  • 椰月美智子(やづき・みちこ)
  • 山口真美(やまぐち・まさみ)
  • よしもとばなな
  • 渡辺優(わたなべ・ゆう)

参考

中学受験 よく出る本2019《小説文編》(2018.8.10)|受験を超えて

ズバリ予測:2020年中学入試に出題される作品はこれだ!(最新版)(塾生・会員生・中村教室グループ塾生)|中村教室

中学受験 国語対策に読んでおきたいおすすめの小説9冊!初級編(2019.7.21)|中学受験で出題された本と国語・社会入試対策

難関中学校合格者は読んでいる!子供新聞もおすすめ

中学校受験をする子供のうち、多くの難関中学校合格者が読んでいるのが子供新聞です。子供新聞は文章や漢字が小学生向けで、写真やイラストをふんだんに使って視覚的に分かりやすく解説しているため、小学生の子供が内容を理解しやすく作られています。

凶悪事件やゴシップネタは掲載されないため子供が精神的ストレスを受けることもなく、また社会の時事問題が問われる受験社会の勉強にも役立ちます。

現在、全国紙として発行されている子供新聞は、読売KoDoMo新聞・朝日小学生新聞・毎日小学生新聞の3紙です。それぞれの新聞ごとに特徴がありますので、ご興味をお持ちの方は下記参考をご覧になってください。

参考

読売KoDoMo新聞

朝日小学生新聞

毎日小学生新聞

子供新聞はどれがおすすめ?読売・朝日・毎日の違いと子供新聞の効果を教えます!|トリセツ

まとめ

中学校受験は時代の流れに合わせて刻々と変化しています。そのため、親御さんが中学校受験を経験されていても、ご自身の経験が活かせないことがあります。そこで情報収集に役に立つのが、信頼度の高い中学校受験の書籍です。当記事でご紹介した本が、中学校受験のサポートになればと思います。

参考

中学受験について考えるとき読んでおきたい本をまとめてみました。(2019.6.21)|新米パパの子育てエブリディ

その併願校で本当にいいの?【中学受験、本番をシュミレーションする】(2018.11.10)|中学受験100%ウカルログ

親が後悔しない、子供に失敗させない中学受験塾の選び方 (地球の歩き方BOOKS) 単行本(ソフトカバー) – 2015/12/18|Amazon

この記事をかいた人

Ginamy

慶應義塾大学経済学部卒業。日商簿記検定2級・医科2級医療事務の資格保有。経理・一般事務を経験し、結婚を機に家庭に入る。3人の男の子のママライター。自身が中学・高校・大学・資格試験の受験を経験。育児・教育・書籍に関心。趣味は整理整頓・おしゃべり・K-POP・読書。地元少年野球部に参加する息子達を夫婦でサポート。子供の夢を叶えるべく、進学塾の通信講座受講での中学受験を目指し、家庭学習を支える。息子達がいてくれるからこその青春と感動と苦悩に感謝!