履歴書と職務経歴書の違いとは?書き方とテンプレート・ポイント解説

「履歴書と職務経歴書を送ってください」と言われても、職務経歴書になじみがないという方も少なくないでしょう。市販の履歴書にも職務経歴書の用紙が付属しているものがありますが、多くの場合は自作になります。履歴書と職務経歴書の違いとは? それぞれの書き方は? 当記事では、その基本的な疑問にお答えします。

履歴書と職務経歴書の違いとは?

まずは、履歴書と職務経歴書の違いについて解説します。簡単に言うと、「履歴書はプロフィール」「職務経歴書は職業人としての自己PR」と役割を分けることができます。

履歴書で求められるのは「基本情報」

履歴書には、JIS規格に則った様式が存在します。そのため、市販の履歴書はいずれも似通った形になっており、だいたいのものに以下の項目が設けられています。インターネットでダウンロードできるテンプレートも、ほぼ同様です。

  • 氏名、生年月日、性別
  • 現住所、連絡先
  • 学歴・職歴
  • 資格・免許
  • 志望動機、自己PR
  • 特技、趣味
  • 本人希望
  • 通勤時間
  • 扶養家族や配偶者の有無

これらは、企業が応募者について知りたい「基本情報」です。SNSでいえばプロフィール欄のようなものです。「この人はどのような人なのか」が、少ない項目でも幅広く拾えるようになっています。

参考

職務経歴書・履歴書ダウンロード|マイナビ転職

職務経歴書は自己PRの手段

履歴書と違い、職務経歴書には基本となる規格や様式というものがありません。企業側がテンプレートを指定することもあるようですが、基本的には応募者が自分の書きたいように書くことができる書類です。

名前のとおり、これまで経験してきた職業を書く書類ですので、「自分がどのような所で、なんの仕事をしてきて、どういったスキルを身につけてきたのか」をアピールすることができます。

履歴書の書き方

続いては、履歴書と職務経歴書のそれぞれの書き方を簡単にご紹介していきます。まず最初は、履歴書です。履歴書を書くポイントは「短く、簡潔に、明快に」です。

「基本情報が読みやすいか」を重視して書こう

市販の履歴書用紙であれば、B4かA3見開きで2ページ分、パソコンで作成して印刷する場合であれば、B5かA4で2ページ分というのが履歴書の基本です。枠をはみ出して書いたり、これ以上にページ数が増えたりするのは望ましくないとされています。

履歴書を書く際は、いきなり清書すると失敗してしまう可能性があります。メモを取ったり、鉛筆で薄く下書きするなどして、履歴書の欄内に書きたいことがきちんと収まるかをまず確認しましょう。

学歴・職歴
学歴
2010 3 ○○市立××中学校 卒業
2010 4 ◇◇大学附属高等学校 入学
2013 3 ◇◇大学附属高等学校 卒業
2013 4 ◇◇大学△△学部■■学科 入学
2017 3 ◇◇大学△△学部■■学科 卒業
職歴
2014 9 □□株式会社入社(アルバイト)
★★レストラン〇〇店勤務
ホールスタッフとして従事
2017 2 □□株式会社(アルバイト)退職
2017 4 ◎◎株式会社 入社
レストラン☆☆店長として配属
店舗運営・人事・メニュー開発などに従事
2019 9 一身上の都合により退職

上記のように、学歴と職歴は同じ欄に書きます。まず学歴を書き、続いて職歴を書くようにしましょう。職歴が長くなる人は、行が足りなくなってしまうかもしれません。その場合は、次の2通りの方法があります。

1つ目は、学歴の記載を最終学歴のみにする方法です。ただし、地域密着型の地元企業は「この地域の出身者かどうか」を見ていることもあるので、出身中学校や高校をアピールしたい場合は残すようにしましょう。

2つ目は、志望先の企業と関連のありそうなものだけに絞って職歴を記載する方法です。しかしこの書き方だと、転職の間にブランクがあるように見えてしまうことがあるので一言添え書きが必要です。「職歴は抜粋です。すべての職歴については職務経歴書をご参照ください」などの一文を挿入しましょう。

このように、履歴書は読みやすさを意識し、かつ正確な情報を記載するように心がけます。手書きの場合はていねいに文字の大きさを揃え、パソコン作成の場合はインデントやフォントのサイズを揃えるなど、見た目の読みやすさを考えることも大切です。

テンプレートダウンロード方法

企業側から履歴書の様式を指定されていない場合は、市販のものを買って手書きをしても良いですし、パソコンですべて作ることも可能です。転職・就職エージェント各社がMicrosoftのWordやExcelなどを使用して作れるテンプレートを配布していますので、ぜひ活用しましょう。

JIS規格に則ったテンプレートが主流ですが、「自己PRを多めに書きたい」「職歴がないのでそのほかのアピールをしたい」という人に向けて作られているテンプレートもあります。

参考

履歴書テンプレートの無料ダウンロード全5種類(word・PDF)|転職Hacks

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