いくら支給される?
支給額は子供の年齢や人数によって異なります。条件については下の表をご覧ください。
児童手当の支給額
子供の年齢 | 手当月額 |
---|---|
3歳未満 | 15,000円 |
3歳以上から小学校修了前まで | 10,000円(第3子以降は15,000円) |
中学生(1人につき) | 10,000円 |
特例給付 | 5,000円 |
例1:5,800,000円の所得、4歳と1歳の子供がいる家庭の場合
5,800,000円の所得だと児童手当を受給できます。4歳の子供には10,000円、1歳の子供には15,000円支給されます。
例2:6,300,000円の所得、11歳、9歳、4歳の子供がいる家庭の場合
3人扶養家族のいる場合、所得限度額は7,360,000円に設定されているので児童手当の支給範囲内となります。この場合、3歳から小学校修了までの範囲に3人とも入るため、上の2人は10,000円。第3子は15,000円の支給となります。
いつ支給される?
6月期 | 2月〜5月分 |
---|---|
10月期 | 6月~9月分 |
2月期 | 10月~1月分 |
児童手当は年に3回にまとめられて支給されます。6月、10月、2月に4ヶ月分の手当がまとめて支給されますが、具体的な支給日は自治体によって異なるので各市区町村のお知らせを確認しましょう。
児童手当の注意点
いざ受給できるようになっても、毎年6月に送られてくる現況届を記入して提出しないと支給が止まってしまいます。子供の年齢や監護を主に誰がしているのかなどを記入して役所に送ります。その際に健康保険証のコピーなども同時に郵送することもあります。それほど難しいオペレーションはありませんが、最低限の決まりだけは守りましょう。
まとめ:児童手当を賢く子育てに役立てよう
児童手当では小さくない支援を行政から受けられます。学資保険として運用したり、積み立てて大学の学費に残しておくなど家庭によってさまざまな使い方ができます。なかには生活費や消耗品に使うという家庭もありますが、児童手当という名目なので子供にとってもっとも有益な選択をできると良いでしょう。
参考・参照
児童手当|内閣府
児童手当の支給要件・受給対象者|児童手当(子ども手当)最新情報